パザ日誌

2003年01月15日(水)

合意形成

今週月曜日に毎日放送ラジオで放送された「ニュースワイド・アングル」を聴いて、そのポイントをメモしておきます。ゲストはジャーナリストの今井一さん。町長リコールの住民投票の話し等がいつもながら分かりやすくて面白かったです。まずは豊郷町が今回リコールまで行ってしまった原因について。

今までは首長が自分の権力を行使して、住民が文句を言えない(言わない)状態が続いていた。
おかしいじゃないかと思っていても、諦めて居た。
でも豊郷町が今回こういう事になったのは合意形成に失敗したのが原因である。
十分な時間をかけて、住民の意志を汲み上げる努力をしなかったからこういう結果になった。

リコールの住民投票について
  • リコール(解職)を請求する住民投票→全有権者の1/3の署名を集める→住民投票で決着を付ける請求が出来る
  • 署名は法定署名であって、インチキや有権者でないのに有権者のふりをしたり、二重書きなどは選管がチェックして罰せられる厳格なもの。
  • 請求して本請求までの2週間、誰もがそれを見て写して帰るコトができる。
  • 小さな町であれば有る程勇気が居る。圧力がかかって、無かったコトにしてくれっていう人が出て来た。
  • 時間がかかる、お金がかかる、労力がかかる。目先のコトを考えたら損なのに、子供達に「民主主義っていうのは何か」を見せた。

ポイントは法定署名は「本請求までの間、公開される」という所ですね。どこの誰が自分の所の首長をリコールしようとしてるか、公になるって事です。きっと今回も「えぇ、そんなの聴いてないよ」って事になった人が居たのでしょうねぇ。ある意味これはリスクです。特に小さな町では隣近所や大人の事情によって主張しにくい事があるからです。権利を守るためにはそのリスクを背負って、大人達は戦ったのですよ。これは単なる大人同士のみっともないケンカなんかじゃないですよ。ボクはニュース見ていてここの子供達は幸せだなぁと思いました。だって、普通は内々では文句ばっかり言っても最終的には「お上の決めた事だからしょうがないよね」ってなるんですよみんな。

住民グループの校舎立てこもりには5人が批判。女性会社員は「そこまでしていいのか」、男子大学生は「早くから取り組んでいたら」と運動の進め方を疑問視した。「大人同士のけんか、みっともない」とした女子大学生もいた。

今は分からないかもしれませんが、その内分かって来る時が来るのかもしれません。そう願いたいです。でもニュースキャスターまでこんな感じの発言してたって言うし、まったく何をやってるのやら。

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