パザ日誌

2003年06月01日(日)

ライヴちらし

日曜洋画劇場で「ダブル・ジョパディー」という映画を見る。

前に何かの映画を見にいった時の予告でこの映画をやっていて、面白そうだなぁと思っていたんだけど、見にいく機会が無かったのでした。というか、テレビでやる時は絶対に見たい、と思ったというのが正直な所だったのですが。何が面白そうだと思ったかっていうのは、やっぱり二重処罰の禁止という所に着目したこの発想ですね。夫を殺した罪に問われて刑期を全うした妻は、実は生きていた夫を殺しても、その罪は問われないという。そりゃそうですよね、「うまいっ!」って予告編を見てて思いましたです。

で、内容は普通に面白かったです。最後には実際にヤッテしまいますが、これは「正当防衛」と言って良いんじゃないかと思いましたので、結局はこの奥さんは「無罪」ですよね。殺人としてヤッテしまったら、罪には問われないでしょうが「無罪」ではないですからね。それから、いくら「罪には問われない」って言っても、それをさせない方がいいのはいいのは当たり前ですし、そう言う所、作者さんの良心なのかもしれません。というか、その旦那が奥さんを陥れたのですから、この場合は特殊でしょうが。

でもこの奥さん、「そりゃあんさん、無茶でっせ」っていうような事を、色々と派手にやらかしてくれまして、「をい、をい、をい」って思ってしまうんですよね。もうちょっと我慢したら、正々堂々といけるやん! って思うんですが、よく考えたらそんな優等生な事では映画になりませんですね。「あかんて、そんな事したらエライ事になるで」なんて言いながら見るのが、映画やドラマの醍醐味なのかもしれません。平凡なストーリーなんか、わざわざ見る必要もないですしね。いまさらながらですが。


話は変わりますが、今日は日曜日なので郵便が配達される事はないのです。でも郵便受けにはいつも通りに「エロびら」が何枚も入ってるのですな。まったくご苦労なこってす。で、すぐにゴミ箱に「ポイ」なのですが、今日はそのカラフルな中に「エロびらサイズ」の地味な白黒コピーのチラシが混ざっておりました。何だろう? と思ってみてみると、ライヴのチラシでわないですか。こういうやりかたでライヴに客を呼べるのかなぁ、凄いなぁ……って思ったんですが、もしかして、「エロびら」を配達してるバイト君が、自分のバンドのプロモーションをしてたりして……(笑)。

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