パザ日誌

2004年07月13日(火)

ProTools Session File

ProToolsアイコン

Digi002 RackはMac OS9では動かないので、iBookで使っております。ProTools SoftwareはDigidesign製のハードが無いと動かないので、これでMac OS9でProTools Session Fileを開く事も出来なくなった訳です。今までに録り溜めたファイルは、全てCD-Rに保存してあって、これを今の環境で開く事が出来なければ、エラい事なのですが、Ver.5のファイルもVer.6と互換性があるもものと当然思っていたので、気にはしてませんでした。ただ、MDとかに録音したStereo Fileをデジタル・ファイル化する事が多くて、そういうのまでProTools SessionのままCD-Rにバックアップしていたのですが、最近は、互換性とか、後々の事まで考えて、Audio File—-aiffとかwaveとかsd2とか—-にしてバックアップを取った方がいいんじゃないか……とか、思い初めております。例えば、今までのSession Fileを全部開けて、それをAudio FileにExportし直さないと行けなくなる時を想像すると、卒倒しそうになりますからね(苦笑)。ただ、それも「開く事ができたら」という条件付きでもありますが。

まぁ、そんな事で、試しにCD-Rにバックアップしていたpazapの曲のSession Fileをハードディスクにコピーしまして、開けてみた訳です。……が、開かない(笑)。アイコンも白いまんまです。試しにG4を起動して、ハードディスク内に置いてあったSession Fileを開いてみると、こちらはちゃんと開くのです。という事は、MacのHFSフォーマットでCD-Rに焼いてあるんじゃなくて、ISO9660で焼いてあるので、そこらへんの問題なのかも知れないですね。そんな事を言ってみても、バックアップは全てそれでやっているので、これが開かないと非常に困ってしまってワンワンワワンなのです。

アイコンが白いまんまっていうのも気になるので、新規のSession Fileを作ってみましたが、それでも白い。でも、こちらは白いままでもSession Fileとして認識されているようで、ちゃんと開く事が出来てます。

こういう時はマニュアルを観てみるしか無い訳ですが、最近のは最低限の紙マニュアルしか付いてないんですよね。ほとんどがPDFのマニュアルなんです。やっぱりちゃんと紙のマニュアルが欲しい所ではありますが、しょうがないので、PDFので調べてみると、なんと、拡張子を付けないといけないのでわ! というヒントがありましたです。ProTools Session Fileは.ptsという拡張子を付けるのだそうです。試しにCD-Rのバックアップ分のSession Fileに.ptsを付けてみたら、ちゃんとVer.6のアイコンが付きました。ちなみに.pt5はVer.5の懐かしいアイコンが付いたりします。まぁ、とりあえず、これで安心。

Macは拡張子なしでFileを保存したり、開いたりできるというのが「ウリ」だった訳ですけれど、今は違う訳であります。でも、昔もファイルを開けられなくて、ResEditでファイルとクリエーターを変更したりしていた時があったので、あの方法がベスト! とも言い難い所ではありますね。

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