昨日は夕方から阪急電車に乗って大阪へ。
車内でおにぎりを2個パクついていたのですが、まだ足りないので、梅田に着いてからホーム内にある「阪急そば」にてきつねうどんをつるつるつるーっと。
ホーム内にはiPodの宣伝広告がズラリと並んでまして爽快でございました。
知久寿焼さんのライヴがある某会場には開場数分前に到着。開場待ちの列が出来ていたので、その最後尾に並んで開場を待ちました。程なく開場。地下の会場へ階段を下りて、受付で料金を支払い、着席すると、なんとスピーカーから流れるB.G.MはFrank Zappaじゃなーいですか! これは珍しいですね。あんまりこういう所では聞きませんですから。そういえば、ちょっと前にpazapの練習でスタジオに行ったときにも、待合室でZappaの「ベスト・バンド」っていうアルバムが流れててびっくりしました。
まぁそれは意外な事で嬉しい事だったので、これはいい感じじゃないかと思ったのですが、そうは問屋が卸さない! なんと暗いホール内の前方左上でクルクルと回ってるミラーボール。これが眩しいったらありゃしない。ミラーボールって普通ホール中央で回すものじゃないの? そうじゃないとあんまり効果ないような気がするのですけど。それに前方からだと眩しいし! でも開演までの辛抱だと思って、耐えておりました。
予定時間よりも15分程押して知久さんが登場。狭い会場内は凄い人で、ステージ前—-というより、横の方までも—-地べたに座って見る人で一杯でした。さすがにうっとおしいミラーボールに当たる照明も落ちて、落ち着いた良い雰囲気の暖かい光の中で1曲目「夜の音楽」がはじまりました。
すっかり知久ワールドに浸っていると、何と、また回りだしたのですよ、ミラーボールが! それも「おるがん」とか歌ってるときにもクルクルクルクル。あの、ワタシ、ミラーボールって凄い好きな方なんですよね。デートコース・ペンタゴン・ロイヤル・ガーデンの名曲「ミラーボールズ」も含めて(笑)。でも、あれって、「ここぞ!」という時に効果的に回してナンボのもんじゃないんですかね? あれだけ数曲置きにクルクルさせられたらもう台無し。しかも位置的に前方にあるので眩しくて、ステージの知久さんを見てられないのです。下を向いて目を閉じてても、目蓋を通して光が差してくるくらいだから、手でそれを遮る格好でずっと聴いてないといけないのです。これは大好きな知久さんの歌だけに、苦痛も苦痛。怒りさえ込み上げてきました。せっかく久しぶりの知久さんワンマンなのに。
勿論、ホール内の全ての位置から眩しい訳じゃないですよ。たまたま最悪な場所に当たったってだけでしょう。それに、この会場のステージ照明が簡素なものなので、ちょっとでも演出したいっていう気持ちも理解出来ます。でも、全然効果的じゃなかったし、それに当たってしまった方は気分が最悪ですよ。この会場は初めて来た場所だったんですけれど、もう行きたくないですよ。正直。こんな仕打ちをされると。考えてみると、ボクは大阪のライヴハウスでこういう仕打ちに良く会うんですよね。なんか相性悪いのかなぁ(笑)。
大阪のライヴハウスっていうと、知久さんのライヴ前とライヴ後に、知久さんが参加してるniっていうインスト・グループの曲がかかってまして、これがまた凄くかっこよくて、アルバムが発売されたら絶対に購入しようと思ったんです。で、このレコ発ライヴが秋くらいにあって、それは「大阪は無理かもしれない。京都くらいまでなら来れるかも?」って感じで知久さんがM.Cで言ってたんですね。これって色々と思うところがあるんですよね。
例えば、大きな会場で出来るアーチストが大都市をツアーする時って「東京・名古屋・大阪」とかってなる訳じゃないですか。もうちょっと広げると、ここに「札幌」と「福岡」が付くとか。でも、ボクが個人的に好きなアーティストがライヴをする時、例えば、この秋にunbeltipoがバンドとしてツアーに出るんですけれど、これ「東京・名古屋・京都」なんですよね。これ、京都在住のファンとしては行き易くて嬉しい訳ですが—-平日だしね—-大阪のファンはどう考えてるんだろう? って思うわけです。何故そこが大阪じゃないんだ! って。これはやっぱり会場の問題だと思うんですよね。ちょっとアンダーグラウンド的というか、「その他」のコーナーの音楽をやってる人たちがライヴする会場っていうのが大阪にはあんまりない感じですよね。特にライヴハウスとして。それってどうしてなんでしょうか? 大阪の「その他のコーナー好き」音楽ファンはどう思ってるんでしょうか? それとも、ボクが知らないだけなんでしょうか? まぁ、話は関係ない方向にそれてしまいましたけれど(苦笑)。