パザ日誌

2005年09月25日(日)

国内盤に気をつけろ!

ジョン・コルトレーンがマイルス・デイヴィスの所を追い出されて、セロニアス・モンクの所で演奏した時代の、カーネギーホールでのライヴ音源が発見され、発売されております。「ジャズ界最大の発見!」「世界的大発見!」などと言われていまして、それはその通りなのですけれども、国内盤が「世界先行発売!」みたいに言われているのは、まったくもって眉唾ものですね。先日の東京FM系の深夜番組Wanted!水曜日で、菊地成孔さんがその理由を「日本人はコルトレーン好きだから」みたいに言ってましたが、それ故に、どうしても世界先行発売しなけければいけない理由があるからだと考えるのが妥当だと思いますよ。それは以下のAmazonの国内盤とUS盤のページを見れば一目瞭然。いや、国内盤のページだけ見たらすぐに分ります。

はい、そうですね。糞CCCDなんです!国内盤わ! つまり、CCCDじゃないUS盤より先に、コルトレーン好きの日本人の為に国内盤を発売しないといけなかったのですね。日本盤オンリーなボーナストラックが付く訳でもないですからね。という訳でどうしても日本語解説が読みたいという方以外は、US盤を買う事をお薦めいたします。なんて、こんな事になるから輸入盤を輸入するのをやめさせようとするんでしょうけどね。

それから、Web上の通販サイトでは、ちゃんとこのCDがCCCDで有る事を明記してない所とかがあるので、くれぐれも注意いたしましょう!

しかし、Wanted!で曲がちょっとだけかかっておりましたが、まったく素晴らしい演奏! そして信じられないくらい素晴らしい音質でした。個人的にはドラムのプレイがカッコ良かったのもあるし、絶対購入しようと思っております。勿論CCCDじゃない輸入盤を!

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