ゴールデン・ウィーク前にスーパーに寄って、味噌を買ったんですが、その時パッケージを見ながらフト気づいた事がありました。
それは、国産米100パーセント使用
とか、遺伝子組み換えの大豆は使用しておりません
などという言葉が、ほとんどのパッケージで強調されている点です。これまでもこういう文句は何度も目にしてきましたが、改めて考えてみると、これは『国産大豆は使用しておりません』と書いているようなもの。というより、国産の大豆の不使用を誤摩化すための文句じゃないかって事です。
ちょいと前にテレビか何かで、日本の自給率をテーマにやっていた時に、日本の大豆の自給率は5パーセントです
みたいな事を言っていたのを聞いて、それにしては大豆製品には『国産』っていう文字が踊り過ぎではないか? と不思議に思ったものでしたけれども、国産米100パーセント使用
とか遺伝子組み換えの大豆は使用しておりません
とかっていう言葉を、脳内で勝手に『国産大豆使用』っていう風に置き換えていたのかもしれません。
なかなかメーカーの戦略も巧妙でございますな。そこで気になるのは、『国産大豆使用』っていうのは、何パーセント『国産大豆』を使っていたら使える表記なんでしょう? 1パーセントしか入ってなくて『国産大豆使用』という表記でも、嘘ではないわなぁ……。