午後から京都大学へ、レクチャーコンサートを聴きに行ってきました。
道中、今出川通りで信号待ちをしていたら御神輿が横断。多分出町の御霊祭の御神輿だと思われます。
会場はこじんまりとしたホールだったのですが、レクチャーコンサートという事もあり、司会の方や作曲者がマイクで喋る訳です。ボクは会場の後方に座ったのですが、少なくともこの位置からは、声が聞き取りづらい感じで困りました。会場には何個かスピーカがありましたが、これの聞こえ方が悪くて、天然のディレイ効果を発揮しておりましたですね。これくらいの規模のホールなら、前に2発のスピーカでじゅうぶんだと思うのですが……。
1曲づつ、配られた資料や、ステージ奥のホリゾントに映し出された譜例を元に、作曲者自身から作品についての説明—-作曲の動機や作品の構造について—-があり、最後に作品の演奏という構成で順番に進行しました。途中、3曲目の後に15分程の休憩があり、2部構成となっていて、前半と後半では司会の方が変わりました。前半は譜例が譜面で見せられるだけだったのですが、後半は実際に演奏して聴かせてくれたので分かり易かったです。
現在作られている音楽が、どういうプロセスで作られているかっていうのを、実際に作曲したご本人から聴けるというのは、なかなか貴重な場で面白かったです。コンサートとしても興味深かったですが、個人的にはやはり打楽器ソロの曲が面白かったですね。