パザ日誌


2001年10月 2日 (火曜日)----すぎもとともひで

月の話

あをによし 奈良山の 空に満月

今日は満月!まんまるでとても奇麗だった。しかし、世の中には不可思議なことがいっぱいある。例えば、「地球から見て月は決して裏側を見せない」とか。僕がいつも不思議に思うのは、太陽と月の大きさがほぼ同じだと言うこと。だって、皆既日食ってピタリと重なるでしょう?地球から月と地球から太陽って、僕らの感覚からしたら途方もない距離が離れてて、しかも月と太陽の大きさも違うのに、まったく不思議ですなぁ。

満月の夜は人を狂わせるとか良く言うけど、月と太陽って確かに人間の体に影響を与えてるらしい(もちろん、地球上のもの全てに差別なく影響を与えてると思うけど)。潮の満ち引きに関係してる月の引力が、人間の体液をも満ち引きさせてるそうだ。そういえば人間の体内の水分と地球における水の割合も同じだと言うし...。なんか考えれば考える程、奇跡的で神秘的だ。大宇宙の意志がきっとそこにあるのだろう。

悲しいニュースを聞くことが多いこの頃だけど、月の光は誰にも等しく降り注ぐのだろう。だけど地球上で、一番それに気付かないのは愚かな人類という下等動物だけのような気がする。