パザ日誌


2002年3月24日 (日曜日)----すぎもとともひで

チャド・ワッカーマン

昨日はpazapの練習だった。おぼろげながら次回のライヴの感じがつかめて来たような気がした。だいたいの曲順や細かいアレンジについて練習が終わってからも二時間ぐらいみんなで考えた。実はこういう話しあいがすごく大事なのだと、今頃というか改めてというかしみじみ感じた。これはやっぱりライヴという目標ができたのが一番大きいとすれば、やっぱりバンドってライヴして成長するというか、ライウ゛をしてないとダメなんだということなのね。いや、「音楽で表現する」と言う事はイコール「ライヴ」なのかも。CDなんかでいくらうまいことやっても所詮作り物みたいな気がするし、「ただその時の記録」以上ではない。何回聴いても同じやもんね。

そのスタジオに貼ってあった RAGのチラシをみると、 アランホールズワースが来るみたい。ドラムは誰かな?とふと目をやるとなんと チャド・ワッカーマン!!! あらら、こりゃ信仰上の理由で出席決定かな。なんせあの Frank Zappa 大先生の門下生ではありませぬか!! ソロアルバムも何枚か持ってて気に入ってるし、まさかRAGで、しかも目の前で見られるとは!

ボクのお気に入りのチャドのプレイは一九八八年のいわゆる「ベストバンド」とZappaみずからが認めたバンドでのライヴアルバムだ。
zappa's album

「The Best Band You Never Heard In Your Life」「Make A Jazz Noise Here」それから「Broadway The Hardway」の三作品。合計五枚(七十曲)のこのライヴアルバムが実は同じツアーからのピックアップっていうのは凄すぎる。超一流のミュージシャンが1日8時間、何か月もかけてリハーサルをするにしても圧倒される完成度。生で体験したかったものだ。せめてこのツアーに参加したチャド・ワッカーマンの演奏から、今は亡きZappa師匠を垣間みる事が出来るかも。そういう意味での7000円は安いものだ(......と自分に言い聞かせる)。

勿論チャド・ワッカーマンは個人としても素晴らしいドラマーには違いない。最近は テリー・ボジオとツアーをしてZappaの名曲「Black Page」を演奏したとか。これはヴィデオとして発売中だが、まだ手に入れて無い。しかも同じ七〇〇〇円。ん〜、やっぱり生でしょ!!