パザ日誌


2002年4月21日 (日曜日)----すぎもとともひで

映画館の企画力

昨日は例の「ヘドウィグ アンド アングリーインチ」を見てきたした。

映画としてどうこうと言うより「ロック・ショウ」を見たって感じ。サントラのCDを先に聴いていて、パッとしないなぁと思ってた曲でも映画をみるとかなり印象が変わる。こういう事は本当のライヴを見た時にはよく感じる事だけど、まさにそういう感じ。やっぱりライヴっぽいねぇ。そういう意味では、映画より本当の舞台を見てみたいなぁと思った。

最近行く映画館は「みなみ会館」とか、「ロッキーホラー」をやってる大阪の「シネヌーボー」とかが多いけど、大ヒットの映画を一日中客の入れ替えだけでくり返してる大きな映画館とはまったく雰囲気が違う。本当に映画が好きな人が集まってる感じで、しかもその映画ファンを唸らせる企画力がすごい。昨日のみなみ会館は「ヘドウィグ」が終わった後、沖縄映画の企画があって始まる前には外にまで列が出来ていた。監督さんのトークショウとか、プレゼントとか、三弦持参の方は割り引きとか、面白い企画がいっぱいある。大資本映画館とは違った「企業努力」を感じるのであります。