今日は講演会で龍谷大学の先生の話しを聴きました。そのなかで面白かった話は、こういう十六文字の言葉でした。
諸悪莫作
衆善奉公
自浄其意
是諸佛教
誤解を恐れず、ボクの理解で乱暴に言ってしまえばこういう事。「悪い事をせずに、良い事をしましょう。そういうこころをぶち壊すのが、仏教だ!」(確かに講師の先生は「ぶち壊す」といってました)。
つまり、そう言う意味では「宗教」と「道徳」はまったく正反対と言えます。この二つを同じように考えていたのでは宗教を正しく理解できません。そういうボクも家では「宗教なんかいらん。道徳さえあったらええんや。」みたいな教育をうけて来たように思います。今から思えばそういうのは、ある意味危険かな?とも思ったり......。でも、それもまだましです。どうも今の日本はそれも通り越して「道徳さえもいらん。金さえあったらええのや。」という感じですから......。