パザ日誌


2002年11月15日 (金曜日)----すぎもとともひで

南海大地震の前兆?

最近寒いので温かい鍋をよく食べます。そのせいでこの前に絞った「柚子の酢」がかなりのスピードで無くなっていきます。うまーい! ごくごく さいこー! ずるずる......と飲むように消費しているのです。せっかく絞ったのもすでに小さい方のビンは無くなってしまったのですが、なんとライヴの前の日に実家のおばぁちゃんから一升瓶で届きました。嬉しすぎ......。これで残りを気にせずに堪能できます。ボクにとっては米の次に大事なものなのです。

さて、そのボクの田舎の友達からこの前に電話があって、色々と喋っていたのですが、なんか最近ボクの田舎では町中に動物が多いらしいのです。たしかに昔から家の前に居たら、前の道をイノシシが走り抜けていったりはしてたのですが、最近は台所でゴソゴソ言うなぁと思ったら、タヌキが買い物袋の中を漁ってたり、猿が集団でいたり、名前も分からないような動物が走って行ったりとするそうな。

なになに、それをいうなら京都のこの当たりだって、ワニが出るワニよ! なんて反撃したけれど、その友達はこの前隣のうみがめの産卵で有名な日和佐町から、夜中に車で帰ってくる時に物凄い光景を目にしたのだそうだ。

友達同士2台の車で家路を急いでいた所、前を走っていた車が急停車、その友達も何事かと慌てて急ブレーキをかけたら道のまん中に黒い大きい影が。ぶつかりそうになって、あわててギリギリでその物体をかわしてみたら、それはなんと「牛」だったとの事。牛が国道のまん中でのうのうと(もうもうと?)なにをしてたのか? んー謎でありますな。いや、その前にそれどこの牛や? 野生の牛なんておらんやろ?

まぁ、そういうような事が日常的に起こる辺境の地(笑)の愛すべき我が田舎「牟岐町」(むぎちょう、と読みますが、そう言えばこの前に放ったらかしの自分のサイトに牟岐の紹介がちらっと載ってるからか、"mugi.net"っていうドメインどうでっか? っていうメールが来たなぁ。笑いながら即削除したけど......)の動物増加話を聞いて、ひょっとして? と思ってしまったのは、この何十年かの間には必ず起こると言われている「南海大震災」の事でした。ほら、動物とかは本能的に察知するって言うでしょう? 前回の南海大震災では、このうちの田舎も大きい被害をうけたらしい。ボクがまだ生まれる前の話なのだけど、学校や家でそういう話をずっと聞かされてきたのです。海沿いのあの当たりは、地震による津波の被害を受けたのです。津波がくる前は港に海の水が無くなって、その後で大津波が押し寄せたなんて話も、漁師のおっちゃんから聞いたりした記憶があります。その地震は100年に1回ぐらいの周期で必ずや、やってくるらしく、もうカウントダウンは始まってるのだそうです。おぉ、こわっ。ほとんど予告なしにやってきた阪神大震災とは違って、「必ず来る」と分かっている地震だけに、被害は最小限にとどめて欲しい所ですね。いや、他人事では無いのですが。

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