ニュース・ステーションは京都の醍醐寺からの中継でした。ウーファンさんが出てて演奏をしてたんですが、ウーファンさんの琴だけじゃなくてオケが鳴ってるんですけど、あれはカラオケならして琴は本当の音なのでしょうか? それとも全部CDの音とかなのですかね? 作りとしては秋の京都の紅葉をバックにプロモーション・ヴィデオみたいというか、いやイメージ・ヴィデオっていう感じですかね。そういう意味でも音楽はあくまでもBGMっていう感じで説得力がない感じでした。だから多分生の音は拾ってないのでしょうね。
これがテレビ番組なのですが、これがダメなら電波少年とどこが違うのか? っていう感じもします。だからといってボクは電波少年は嫌いなので見ませんが......。本当にリアリティある紅葉だったらBGMは要らないと思うんですがね。音が鳴ると一気にウソっぽくなるんです。もちろんあの場所で実際に生演奏を聴いたら、それはそれは感動的でしょう。
そうそう、中継のはじめに醍醐寺の住所をテロップ付きで「京都市山科区」って言ってて、思わず「ウソ? 伏見ちゃうの??」って思ってたら、後で訂正してました。誰かがクレームの電話を入れたのでしょうね。こういう時のクレームの数ってどれぐらいあるんでしょう? そういうしょうもない所に興味があったりしますです。
朝の駅前の交差点ではいつも、電線に止まってる鳩を見ています。今日は多いとか少ないとか思うだけだけれども。 そんな風に今日も電線の上の鳩の集会を見ていたら、珍しく横断歩道を駅へ急ぐ若い男の人がやたら上を気にしていました。そう、横断歩道を渡りきった所の頭上にズラリと鳩が並んでいるのです。通勤時間だけに誰も鳩の事なんて気にもせずに、自分の目線だけ見てる人ばかりなんですが、遠目に見てると不自然なくらいその男の人は上を気にしているのです。もうこれはかつての被害者しか考えれない。 きっとこの男は過去にこの場所で、鳩にフンを落とされた事があるに違いない。入社試験に向かう前にフンを落とされて、採用されなかったとか、初めてのデートの前にやられて彼女にフラレタとか、もうそうとしか考えられない程の警戒のしよう。いや、ひょっとしたら鳩の方も面白がって、この男をカモにして面白がってたりして。
そんなしょうもない事を考えながら今日1日もスタートしたのでしたとさ。