ボクが十歳くらいの時にはじめてスペースシャトルが宇宙へと飛び立ちました。宇宙とかに興味のあったボクは「Newton」のスペースシャトル特集を買って、目を輝かせてスペースシャトルが宇宙を旅する姿や大宇宙の事を想像していたものです。宇宙から大気圏突入の時にには物凄い熱で燃えてしまわないように、特殊なタイルみたいなのが貼ってあるなんて事をその本に書いて有りましたねぇ。宇宙と地球を何回も往復できる初めての宇宙船の登場でした。そして、それが「コロンビア」だったハズですよね。「米ソ」なんていう政治的な事や「レーガンのスターウォーズ計画」なんかの軍事的な事を想像させるような、そういう大人な見たかなんかは考えも付かない子供の頃の純粋な宇宙への憧れでありました。
今ではすっかり宇宙に夢なんていうものは無くなってしまいました。いや、今でもテレビで「火星へ移住できる日がくる」なんてやってますと、目を輝かせてる子供がいるのかもしれません。でももうそんな事は決して「夢」ではなくなりました。それが何十年、何百年先の事だとしても、そんな日が来てはいけないのです。いや、そんな日が現実味を帯びれば帯びる程「夢」が色あせて行くのを感じるのです。「宇宙」の正体なんかは訳が分かんなくて、想像することが楽しいのです。本当の幸せなんていうものは、火星に移住することなんかじゃなくて、火星にはきっとこういう風景が広がっているんだろうなぁとか、そういう事を想像してる時なんじゃないかと思うのです。実際に火星までロケットを飛ばしたりして、本当の火星の写真なんて見たくない。月の裏側は地球からは絶対に見えないから神秘的なのです。宇宙開発なんてトンデモない話です。まして軍事目的が裏に無いハズがない。ブラックバスが生態系を壊すように、地球のものを人工的に宇宙に持って行ったり、宇宙のものを人工的にもって帰ってくる何て、そんなことはしてはいけない事なんじゃないでしょうか。明るすぎる夜空の国は、火星の写真を見てる割には本物の星を見ていません。
多くの人々に夢を見せてくれたスペースシャトル「コロンビア」と、その乗組員の皆様のご冥福をお祈りいたします。(合掌)
ライヴ前という事で、また例によってライヴの時に無料配付するCDの為の音源作りに励むのでした。がしかし、ネタが無いんですよねぇ......トホホ。一応産みの苦しみを超えて今は脱力状態であります。今回は二曲入りで合計十分弱と短いですが、例によって今回限りしか手に入らないレア物!(......て需要もないのですが・笑)このサイト上にもアップするつもりもありません。内容は聴いてのおたのしみなのですが、一曲目はまたリミックスっぽいやつでポリリズム満載って感じです(ただし、ちょっと中途半端)。実は次の新曲のリズム部分のアイデアを流用してるのです。二曲目は最近のスタジオの時にMDで録ったものの「流出もの」っていう感じです。
しかし、ライヴの度にこれをやるのはかなりハードです。あくまで「無料配付」そして「完全オリジナル」ですから。でも出来るだけやりたいと思います。楽しいと言えば楽しくもありますし。おっとあとはまたジャケット作成が残ってるのだ。今回は何枚作ろうかなぁ。