パザ日誌


2003年5月 5日 (月曜日)----すぎもとともひで

iWeek2003に行ってきました!

京阪電車で京橋へ。本を読んでたらあっという間でした。
iWeek2003 ツイン21会場
で、見たものは

「ルパン三世」の作者でご存じのモンキー・パンチさんのステージは、慣れない道具を使って描くとどうなるかという実験と(謎)、「ルパン」のキャラクターに関する秘密話とか、その他とても書けない様な危ない内容(笑)。とても面白くてお得なお話しでした。そうか、そうなのか......。モンキーさんの仕事場はアシスタントが居ないのだとかいう話しは興味深かったです。アシスタントは全国に居て、在宅でネットを通じてやりとりをしてるそうです。でもプロの人でもPhotoShopとかでツールを選ぶ時にショートカットを使わないの? とかちょっと思ってしまいましたが。

そして実は音楽ものよりこっちが本命という「マツカサライブ」。「 デジクリ」というメールマガジンでは水曜日に「MKチャット対談」というチャットでの爆笑対談を連載されてる、Flashの第一人者のおふたり笠居トシヒロさんとまつむらまきおさん。流石にステージも面白かったです。

いつもながらにまつむらさんは辛口トーク。Flashサイトについての批判はとっても「ごもっとも」で「よっ! そのとおり!!」でした。例えばマウスオーバーしないとメニューが見えないような作りのサイトとか、そういう利用者の事を考えてない「作り手のエゴ」を押し付ける、しかも「プロの作品」とか。トップページで「日本語」を選ばせといて「日本語サイト」へ誘導してるのに、メニューは全て英語とか。「馬鹿にしてんのか!」って本気で怒ってましたね。確かに、まったくごもっともな話しです。しかもそういうサイトが一期一会な商売をしているホテルのサイトだったりするのが、さらに怒りを増殖しているというのは、まったくその通りだと思いました。

「オシャレ」かなんかで使いにくくて重いFlashサイトがFlashの評判を下げてる、という話しは同じFlash制作者として我慢ならないのでしょうね。これは「タバコを吸うひと」にも共通する話しですよね。いや、怒ってばかりのステージじゃなかったですよ、勿論。まさにこのお二人という感じの楽しいステージで、最後にはFlash MXが当たるじゃんけん大会がありました。で、早速惨敗(笑)。いいのさ。持ってるから(と、ちょっとひがむ)。

Adobeのステージもちらっと見ましたが、音楽ものも2つばかし見学。デジパフォのステージは実際にレコーディングからのデモ。もちろんMac OSX対応のデジパフォでした。最後の「プロの音楽制作現場におけるMacintosh」もOS X対応のProTools6(ProTools HD)のデモでした。こちらはレコーディングからのデモではなかったですが、実際に今進行中のレコーディングを例にとったProToolsのデモでした。はじめてちゃんとOS X版のProToolsを見ましたが、やっぱり日本語メニューはいいですね。初めは見た目に違和感がありますが、絶対便利だろうなぁと思いました。うちのProTools(LEだけど)がOS X版になるのはまだ先ですな。なんせマシンから買い替えなくっちゃ無理ですから、いつの事になるのやら。

iWeekは最後まで居なけりゃソンソン。という事で本当の本命は実はこれだったりして......という、恒例のじゃんけん大会なのですが、今年の成果は!
アドビ イラストレーター・ノート

FileMakerマウスパッドはじゃんけん大会とは関係なく、会場内で配布していたものです。その他はじゃんけん大会で当たった、というより「残念賞」ってトコロ。それでも毎年何かは貰って帰れるという、大変お得なiWeekなのでした。