パザ日誌


2003年6月28日 (土曜日)----すぎもとともひで

エアコンの水

最近の悩みは、車道と歩道が白い線だけで示されてる様な道ばたを歩いていると遭遇する、直径15センチメートル位の水をこぼした様な跡。これはさっきまでここに駐車していた車のエアコンのドレンホースからの水なのか、それともメス犬のおしっこなのか? その跡を踏みそうになって、あわてて避けてしまう事があるのです。見分ける能力が欲しいところ。あ、そんな事よりも他にもっと欲しい能力があるじゃないの? という感じはしますが(笑)。例えば、林隆三と古谷一行の見分け方とか。

エアコンといえば、テレビを見ていたら誰かが「エアコンで一番電気を食うのは、冷房よりもドライです」なんて言い切っていたのですが、この「エアコンのドライ」っていう機能がボクにはいまいち理解できなくて困りどころなのです。

この「ドライ」っていう機能が当たり前の様に付く様になってから、どうも「冷房では乾燥しない」と思い込んでる人が増えたんじゃないかと思うんです。でも、もともとクーラーっていうのは乾燥するでしょ。だから先に困っていた、エアコンをかけた車の下からは水がポタポタと落ちてる訳ですし、家の場合もドライでなくて普通に「冷房」でも室外に水が出てるでしょ。あれは室内(または車内)の空気中の水分な訳で、それだけ湿度が下がってる証明、つまり「ドライ効果」がクーラーの構造上の標準装備だと思うんですが。なのに、何故別個に「ドライ」なる機能があるのか、そのあたりが素人目に謎な訳であります。それだけに「ドライの方が電気を食う」なんて言われたら、余計に頭ん中がこんがらがってパニックになりそうになるのですよ。ひょっとして「冷房」より「ドライ」の方が、何倍も一生懸命乾燥させてるのでしょうかね?

こういう事を思う度に思い出すのは、前に勤めてた会社の会長です。天井裏を通っているエアコンの配水管が詰まって水が漏れ出していて、それが天井にたまっていて、ある一定の水位以上に成ってとうとう溢れ出して来て、業者の人が来るまでみんなが必死になってバケツで受けたり、天井裏へ入って雑巾で拭いたりしてた時に、たまたま来てたその会長(結構なお年でした)はひたすら「水道の元栓しめろ!」ってわめいてたのでした(笑)。こういう人にはいくら説明しても分かってもらえないのですな。ここの冷房は水冷式かい! って突っ込みたくなりましたですよ。