しかしこの正月は食いまくりの日々でして、体重計に乗るのが怖いです。久しぶりに実家に帰ったからっていうのもあるんですが、その食欲は京都に戻って来ても続いております。今日はパンプルムースというケーキ屋さんのモンブランをごちそうになりまして、大変おいしゅうございました。
実家では久しぶりに祖母の作ってくれたお寿司とかを堪能しまして、あまりの美味しさに京都でも作ってみようとたくらんでます。うちの方のお寿司っていうのは独特で、米酢を使わないんです。柚子をしぼったモノをお酢の変わりにして、砂糖も使わず、押し寿司や、これまた柚子の酢でしめたアジをのせたにぎり寿司なんかをつくります。それから、ちらし寿司にしても押し寿司にしても、金時豆を入れるのが特徴なんですよね。これ結構美味しいですからお試しください。あと、紅ショウガも梅酢に漬けたもので、これがこのお寿司に合うんです。梅干しを漬けてある中に一緒にショウガを漬けておいたりするだけなんですが、京都でもスーパーで買って来た「梅酢」に漬けて作ってたりします。普通の紅ショウガとは違って、これまた美味しいです。
最近のお気に入りは、徳島で買って来た柚子もろみをご飯にのっけて食べる事です。そういう訳で、きっとボクの体の五分の一くらいは柚子だと思います。柚子なしでは生きて行けません。ポン酢にしても、旭ポンズ派と馬路村のポン酢派でどっちが旨いか? とかって論争(?)を聞いたりしますが、その発想が分りません。ポン酢を買った事がありませんし、食べてもおいしいと思いません。一升瓶の柚子の酢があればオッケーです。鍋のスープと醤油と柚子の酢とかで自分で調合するのが一番です。