町内放送というのがありまして、田舎では当たり前に今日行なわれる行事とかを、町内に放送するです。勿論、災害の緊急放送としての機能も持っていると思われますので、そういう意味では都会では考えられない程、緊急情報が行き渡るという、なんとも徹底した情報網でありまして、優れたものだと思います。
ただ、田舎の話ですから、山びこを考慮して、文章を短く間を空けて喋るというコツが要りますが、そのために全体がもたつくという弊害はやむを得ません。
本日の我が愛すべき故郷では、朝からこの町内放送で「牟岐アワビまつり」なるイヴェントのお知らせをしておりました。まぁ、この「牟岐アワビまつり」なるイヴェントが行なわれる事については、いくら故郷から海を越えて暮らしていると言いましても、定期購読しているいくつかの徳島メルマガなどからの情報によりまして、町内放送のアナウンサー様の手を煩わす事無く、ボクのスケジュールに予定されてるってなモノでございますよ。
そういう訳で、古牟岐という所で行なわれている、この「牟岐アワビまつり」へ行ってきました。会場では大きいプールの様なものに魚を放してあって、子供がつかみ取りしたりするものや、水槽の大きな伊勢エビの目方当てやら、その他色々な物産品やらアワビや流れ子(トコブシ)やらの即売やら、その場で食べられたりするのでありました。1000円くらい出せば、8kmくらい沖合いに浮かぶ無人島、大島----この島は磯釣りのメッカとして、海釣りファンには有名でありますし、最近では珊瑚礁があることから、絶好のダイヴィング・ポイントとして穴場だったりするようです----までのクルージングなんかも行なわれていたようであります。
そんな中を冷やかし程度に見て回って、それからお決まりの宍喰町のひこうせんへ向かいました。帰る度に必ず立ち寄る、自家焙煎珈琲と手作りケーキの美味しい店です。
今日は、昼ご飯をたらふくと食べた後だったので、いつものそれだけで腹が一杯になりそうなミックス・ジュースのオーダーは止めて、珈琲ゼリー(550円)を注文しました。でも、来たのをみてビックリ。ボクの想像してたのの2倍の大きさでした(笑)。珈琲のこだわりを持ってるお店だけに、珈琲ゼリーと言えども、やっぱり美味しいです。特徴は、上に乗ってるのが生クリームじゃなくて、ヴァニ・アイスで、一緒にシロップも付いてきます。半分はそのまま食べてみて、その後でシロップもちょっとだけ入れてみました。うーん、美味しい。ゼリーの苦みと、アイスやシロップの甘みがなんとも絶妙でございます。
後は、人のいちごケーキを横からツツきながら、お腹いっぱいになってしまいました。あぁ、満足満足。