パザ日誌


2004年6月 5日 (土曜日)----すぎもとともひで

面白い

そういえば、昨日何かの書類の書き方について「これはどうしてこういう書き方をするの?」という様に尋ねられて、本当に自然な気持ちで「こっちの方が面白いから」と答えたら、「普通はそういう基準で判断をしない」と言われてしまいました。へぇ、そうなんだ(笑)。それで、自分は「面白いか面白くないか」という基準を最優先する人間だという事を再認識したのですが、こういうヤツはどうやら世間では不届きものらしい様で、ちょっと嬉しかったです。

そういう訳で、今日は朝から生野さんの曲を流しながら洗濯。明日からは梅雨になりそうだという事で、天気の良いうちにと、久しぶりに靴なんかも洗ってしまいました。それからタイヤのパンクを自分で直しまして、夜には3度目の掃除機、いやいや正直で、やっとこさ「ビッグ・フィッシュ」をレイトショーで見ました。久しぶりにチューブレスのタイヤのパンク修理をしたのですが、あのパンク部分をグリグリと穴をあける感覚を久しぶりに感じまして、懐かしかったです。チューブレス・タイヤの修理法を知らない人には分らないかもしれませんが、チューブレス・タイヤって、パンクしてる部分をグリグリと穴をあけるんです。パンクを修理するのにタイヤに穴を開けるっていうのは面白いですよね。ボクも初めて修理した時はビックリしましたです。

「ビッグ・フィッシュ」は想像していたのとはちょっと違っていたです。もっとオチがファンタジーだと思ったんですが、基本はあくまでリアルな物語だったですね。でも、これは逆に良かったです。とは言えど、映画の半分くらいは父親の空想物語な訳で、この辺りがティム・バートンじゃなければ、単なる つまらないNHKのヒューマン・ドラマにしかならなかったのでしょう。とてもファンタジーが効いている、とてもリアルな人間物語で面白かった。

何かの話をする時に、事実をそのまま語るのと、色々と脚色して面白おかしくするのとどちらが良いのか、勿論それは状況にも依るのですが、事実なんて本当は何が真実なのか分らないのですから、それならは「面白い方がええんちゃうの?」という気はしますね。