パザ日誌


2004年7月14日 (水曜日)----すぎもとともひで

祇園囃子

連日の厳しい暑さにも慣れて来たのか、天気予報で「京都府南部の最高気温35℃」なんて言われても、「あ、そうなの」ってな毎日を送っております。子供の頃には35℃なんて、かなりビックリする様な気温だった気がするのですが、やっぱりこの調子だと、20年後くらいには「今日の最高気温は40℃」なんて言われても、「へぇ、そうなの」って感じになるのでしょうか? 毎年マラリアの予防接種を受けて、ココナッツが落ちてこないか、上を気にしながら町を歩く日も、そう遠い未来の話ではないかもねぇ。

まぁ、こう暑いと冷たいものが飲みたくなる訳でして、自然と足はロッテリアの方へ向かって、「あのぅ、ガーナミルク・シェーキをひとつ」なんて、無意識に声が出てしまうのです。

昨日も、乗りたい電車の時間が迫っているにもかかわらず、やっぱり向かうはロッテリア。でもこういう時に限って混んでるのですな。今日は何でこんなに混んでるんだ? と思っていると、2つ動いてるレジの1つを担当してる人が、どうも新人さんらしい。それはしょうがないんですが、悪いけども違う方の列にならんでみると、こちらは前のおばちゃんが、レジで注文する時になってから、メニューを見て悩みだしたりするのでした(笑)。

しかしここ店、混んでるのにも関わらず、店員はもの凄くマイペースで、急いだり焦ったりする様子が微塵にもかんじられない、すごく平常心のアッパレさん揃いの様で、レジ待ちの列は更に伸びるのだった。そして、乗りたい電車の時間も過ぎてしまい、イライラしてる時に、ここのお店のお決まりの合い言葉(?)の「サンキュー」なんてのを聞かされると、余計にイライラは募って、ケタケタ笑い出しそうになるのです。テメェら、客に向かってサンキュだと! 日本人なら日本語で喋りやがれ!! なんていう、愛国心みたいなものまで芽生えだして、昔の竹中直人みたいに、怒りながらケタケタ笑うのでした。今も何故か105円のシェーキが、沸騰する血液の温度で解けるかと思ったですよ。楽しいなぁ、ロッテリア。

それはさておき、祇園祭な京都ですが、祇園祭っていうと、昨日の夜にNHKを見ていたら、山田邦子が司会をしてる番組の「いろはに邦楽」で、祇園祭のお囃子を紹介してました。ひととおり楽器を紹介して、最後には演奏をしていたのですが、途中でなんとポリリズムが登場! 無茶苦茶にカッコイイポリリズムで、ひとりでのけぞり、転げ回って喜んでましたです。祇園祭というお祭りは、あまり好きじゃないので行く気もありませんが、あのポリリズムが生で聴けるのなら、是非行ってみたいなぁと思いましたですよ。