パザ日誌


2004年10月22日 (金曜日)----すぎもとともひで

ナイトメア10周年記念上映

週末に図書館に本とCDを返しに行かないといけないのですが、どうも時間がなさそうなので、昨日は閉館前にかけこんで返してきました。代わりに借りて来たのは、ショスタコーヴィッチ(1906-1975)の「交響曲第9番」と「交響組曲『カテリーナ=イズマイノヴァ』」(ウラジーミル・フェドセーエフ指揮モスクワ放送交響楽団/Pony Canyon/PCCL-00356)と、渡辺香津美「ギター・ルネッサンス」(ewe/EWSA0074)。渡辺香津美さんのは完全ソロのアルバムで、自作曲以外にバッハの「無伴奏チェロ組曲」とか、ラヴェルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」とかが入ってたりします。ショスタコは、ライナー読んで、この曲に込められた思いにビックリ。ばれたら命が無いような思いを織り込んで、作曲していたのですね。凄いなぁ。

ナイトメア・ビフォア・クリスマス前売り特典バッジ

さて、ボクが一番好きな映画と何度も書いてる、ティム・バートン監督のストップモーション・アニメ映画「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」。「クリスマス」という文字がタイトルに入ってるせいか、よくクリスマスにオンエアされたり、クリスマスにレンタル・ヴィデオ店で「クリスマスの映画コーナー」に入ってたりするのが不満だったのですが、最近はちゃんとハロウィンの頃に旬を向かえるようになってきましたですね。この映画は公開された頃よりも、公開が終わってからだんだんファンが増えて来て、かなりの根強い人気があるからか、公開10年目の今年は、なんとデジタル・リマスター版として劇場で公開されるのです。ファンとしてはたまらなく嬉しい限りであります。

そんな事を言いながら、すっかり前売り券買うのをすっかり忘れていて、「まぁいいか、当日でも......」と思っていた所、なんと前売り券を購入すると、特典としてピンバッヂが付いているという情報を昨日入手(遅すぎ)。調べてみると公開前日の今日まで、前売り券を販売してるというので、本日あわてて買ってきました。ちゃんとピンバッヂも付いてたのです。レイト・ショーで見に行く予定なので、そうすると前売りよりも当日券を買った方が200円安いのですが、ピンバッヂが付いてるのなら、半券と合わせても、やっぱり前売り券の方がお得ですよね。

この映画の良さは、世界観、キャラクター、ストーリーなど、どれも最高なんですが、ボク的にはなんと言っても音楽が最高。ミュージカルみたいなものですから、歌もある訳ですが、これがボクの個人的な趣味で言えば、日本語吹き替え版の方が好きです。だから吹き替え版を見に行きたかったのですが、京都で上映される2つの映画館共に字幕版だけなのが非常に残念です。

さぁ、明日とあさっては、京都のお寺3ヶ所現代音楽ハシゴ・ツアーの日でございます。ベリオの「セクエンツァ」全曲を聴くのです。楽しみ楽しみ。