パザ日誌


2004年12月 8日 (水曜日)----すぎもとともひで

片頭痛

片頭痛 へんずつう というものを、正しく理解していない人はかなり多いようで、この前もテレビを見ていたら、普通のちょっとした頭痛の事を「片頭痛が......」なんて言ってて、「いっぺんホンマモンの片頭痛を味わわせたろかい! ワレ!!」と思ってしまった、片頭痛持ちのすぎもとです。

ボクが片頭痛とつきあう様になったのは、1年程前(2003年12月27日)。ちょうと正月に帰省する前日の夜でした。外から帰って、iBookでメール・チェックやWeb巡回をしていたら、突然ディスプレイに写る文字が読めなくなったのです。なんか、目の焦点が定まってなくて、ピントがズレたような感じでした。何事だろう? っておもってたら、30分程して目は元に戻りましたが、頭がズキズキとしてきて、結局朝方まで眠れませんでした。この時は分ってないもんだから眼精疲労からくる頭痛なんて思ってたのですねぇ。

これが前兆付きの片頭痛のパターン。稲妻の様な者がチカチカしたり、グワングワンしたりして、目のピントがずれた様な感じや、視野の欠落があったりっていうのが30分程あって(この間は頭痛はないのです)、そのあと、これが収まると、片方の頭(人に寄っては両方とも)が痛みだすんです。頭って言っても、目の奥辺りとか。これが寝込む程の痛さで、吐き気がしたりします。普通の頭痛みたいにバファリンじゃ太刀打ちできないのです。

で、これは頭痛外来や脳神経外科などで診察してもらって、専用の良く効く薬があるので、それを処方してもらうのです。ボクははじめ「レルパックス(Relpax)」っていうリラックス(Relax)の中にPの字が入ってるという、粋な名前の薬を処方されたのですが、名前通り----P(Pain)が取れてリラックスできるという意味----にPが抜けず、改めて「イミグラン」という薬を処方してもらいました。頭痛がいつくるか分らないので、これを財布の中に入れて常時携帯して、前兆が来たらすぐに飲む様にしてるのです。この「イミグラン」が合ったみたいで、良く効いてくれて、最近は本当に助かってます。

Web上の日記やメルマガなどをみていると「この症状は片頭痛だよなぁ......」って思ってしまう記述を見かけたりするのですが、片頭痛っていうのを知らずに居る、潜在的な片頭痛持ちの人はかなりの数居るみたいですね。そんな事からか、少し前の新聞にボクが飲んでる「イミグラン」を作ってる製薬会社グラクソ・スミスクライン(GlaxoSmithKline)がいつもの生活がつらくなる頭痛なら、あなたは『片頭痛』かもしれません。って大きく書いた折り込み広告が入ってまして、その辺りを訴えておりました。本当に楽になるので、頭痛で悩んでる人、吐き気を伴う様な頭痛がちょくちょく来る人----それに前兆があったら、かなりビンゴ!----は、是非ともお近くの頭痛外来や脳神経外科なでの受診を!

で、そういうワタクシは、昨日が頭痛の日でして、薬が無くなって来たので、今日の夜に診察に行きました。この薬はちょいと高い薬なので7錠だけ出してもらったのでした(これで773点)。