パザ日誌


2005年5月17日 (火曜日)----すぎもとともひで

西部講堂

相変わらずゴールデン・ウィークをまだひきずってるのですが(苦笑)、ゴールデン・ウィークのフィニッシュは京大西部講堂でのライヴ。しかも2デイズ行って来ました。

1日目、7日(土曜日)の出演は

この日は20時からpazapの練習だったので、19時には会場を後にしなければいけませんでした。ちょうど羅針盤の途中でしたですね。せっかく浜田真理子さんが生で観られるチャンスだったのに......。もの凄く観たかったのですが、涙をのんでスタジオへ向かいました。この時の音源が最近アップしたセッションです。語りで京大西部講堂が出て来るのはこのためですね。

西部講堂に入るのは、2回目。p-hour 01のDCPRGを観に行った時に初めて入りました。いや、正確にはその前に知り合いのバンドを観るために学祭に行った時に、ちょっとだけ入った事はありましたが、ほんとにちょっとだけで何がなんだか分りませんでしたです。古くて味が有る講堂ですけれど、音響的にはあまり良くない会場のような気はしますが、それでも何故か好きな場所ではあります。これは、かつてこのステージでZappa御大が演奏したという先入観からなのでしょうかね?

2日目、8日(日曜日)は

Watts Towersは2度目ですが、その前にフォルティ・タワーズを1回見てるので、岸野雄一さんの舞いを観るのは3度目でした。造形のフォルティ・タワーズは「花道一人旅」、メトロの時は「ボヘミアン・ラプソディ」と「花道一人旅」。で、今回の舞いは「花道一人旅」だけでしたが、岸野さんのBBSによると、何と、この舞いは今回が最後なのだと!! とっても残念でございます。

相変わらず、岸野さんのステージは全体で一つの物語りを観てるようで、エンディングは脳内でエンド・ロールが流れるという爽快感。それと同時に、笑いを誘う岸野さんの語りのひとことひとことが、心の奥に突き刺さって、少しずつ少しずつ、しかも静かに溶け出して来るようでした。

ただ、今回は「何処へ帰る道」が聴けなくて残念ではありましたが、最近お気に入りの曲魔法の機械に針を落とせばっていうサビの曲(曲名が分りませんです)が聴けたので大満足でした。この曲はレコード(CDじゃなくて)がテーマの曲ですが、針が飛んだり、回転が遅くなったりっていう趣向が凄く楽しいです。これ、リリースして欲しいなぁって思うのですが、まぁそれは大きなお世話さ心配ご無用です。聴けなくたって歌えますからね!

あと、カヒミカリイさんを生で観るのは初めてでした。あのウィスパー・ヴォイスですっかりとろけました。トロントロン。そして、京都が誇る天才! レイハラカミ氏も生で観るのは初めてでした。これも凄い! レイハラカミさんってRolandのSC-88使いとして有名ですけれど、今でもそうなのでしょうか? どんな機材を操ってるのかっていうのも興味有る所でしたけれど、それよりも四つ打ちが鳴ってたりしてても、フロアがまったく踊ってないっていうのも印象深かったです。これは踊れないっていうよりも、音が心地よすぎて酔いしれてるっていう感じでした。これは凄かった!