パザ日誌


2005年6月21日 (火曜日)----すぎもとともひで

リズム音痴

マイケルジャクソンが無罪になった事に対して、「ほうら、やっぱりマイケルはやってないじゃんか!」みたいに言ってる人がいて、大爆笑してしまいます。無罪になった事と本当にやったかどうかなんて、別の問題だと思うんですけれどね。もし本当にやってたとしても、マイケルの音楽の素晴らしさに変わりはないでしょうに。

いやいや、歳をとったのか愚痴っぽくなってしまいますな。ついでにもうひとつ言わせて頂くと、数ヶ月前に某掲示板で菊地成孔さんのライヴの感想に、菊地さんの出すカウントが合ってなくて、「そのリズム感の悪さはありえない」なんて書いてる人がいて、これまた大爆笑でした。リズム感の悪い人が、Tipographicaなんてトンでもないポリリズムのバンドで演奏できまっかいな! あなたの4拍子が他の人にも4拍子とは限らないというのを学びましょう。わたしの1拍とあなたの1拍の長さが共通でなくても、同じ曲を演奏できるというのを体感してみましょう。デートコース・ペンタゴン・ロイヤル・ガーデンのDVDを見ましょう。『構造1』でベースの栗原さんは基本的にずっと5拍子で弾いてますよ。オーディエンスは4拍子で踊ってるのに。これは栗原さんがリズム音痴なせいですかね?