パザ日誌


2006年7月 2日 (日曜日)----すぎもとともひで

2度ある事は3度なかった

昨日も遅くまで打ち込み作業とかをしていたので、今日は昼まで寝る。いつも思うんですが、それなら普通に寝て、朝も普通に起きて作業しても同じなのに、ついついこうなってしまうのよね(苦笑)。

今日の夜には再び3人になったpazapの初練習。つまり、今日の夜までにはオケを完成させないと行けない。とりあえず、前のmidiデータのままの状態ならばなんとか間に合いそうなのですが、2つの大問題を今夜までに解決しないといけなくて頭が痛いのでした。

昼食をとって午後から、所用のため外出したついでに、昨日からデートコース・ペンタゴン・ロイヤルガーデンもライヴをしている京大西部講堂の前を、意味もなくただ通ってみて、あぁやっぱりもう1度聴いてみたいなぁ......とか指をくわえながら思ったり(苦笑)。

そんな事をしていてもらちがあかないので、こうなれば思い切って、この前難波のソフマップで買いそびれたYamahaのMW10を買ってやれ。そうすれば上手く行くのだ! と思い、えいやー! っとワタナベ楽器に行ってみました。展示しているMW10を指差しながら、店員さんに「これ、在庫ありますか?」と訪ねるも、在庫はないのだとか。こいつに振られるのはこれで2度目だ(苦笑)。

しょうがない、次はJeugiaだ! と思ったのですが、ここは路上駐車でちょいと見に行ける場所ではない。契約駐車場もあるのですが、もし在庫がないとなると金を取られる事になるしアホらしい。という事で、京ポンでサイトを見て電話番号を調べ、地下のステージへ直接電話で問い合わせてみました。用件を告げ、しばらく待たされた後「1台だけ在庫がある」との事。それを取り置きしてもらって、駐車場に車を停め、Jeugiaに向かいました。

スタッフさんによると、これはコンセプトが良いし操作性が良いので、かなり売れてるのだとか。「危ないところでしたね」と言われる。本当に危ない所でしたよ(苦笑)。

このMW10の面白い所は、ミキサーとオーディオ・インターフェイスをドッキングさせた所。普通に10chのミキサー(4マイク・プリ付き)としても使えるし、USBでパソコンに繋げばオーディオ・インターフェイス(2in/2out)としても使え、さらにミキサーとしても同時に使えるという所ですね。バンドル・ソフトとしてCubese LEが付属してるのですが、これははじめから使う気なし、でも、今からパソコンで音楽したい人には、2万円ちょっとでオーディオ・インターフェイスとミキサー。それに、DAWソフトまで手に入るんですから、これはお得なパッケージですよね。あと、midiキーボードがあればオッケーって感じで。

個人的にはmidiのイン・アウトがついてて、クリックだけヘッドフォン端子に出せたら、もう文句ないのですが、そんなに甘くはないのでした。

持って帰ってセッティングしてみたのですが、Mac OS Xの場合はUSBケーブルを繋げるだけ。ドライヴァーのインストールも不要といたって簡単。Logicからもちゃんと使えました。

さて、残る問題はクリックだけ。これは結局MU500をUSB接続して、これでクリックだけを出す事にしました。MW10の出力はL-Rの2チャンネルだけなので、別にクリックを出す事は出来ないのです。で、ソフトシンセで鳴らしたクリックだけを内部オーディオに振って、それをMac本体のライン出力から出したら、MW10だけで済むのでシンプルでいいと思ったのですが、どうも出来ないっぽい。Mac OS XもTigerになってから、複数のオーディオ・インターフェイスを1つのヴァーチャルなオーディオ・インターフェイスに出来るって聞いてたのに、無理なのかな? (後日談としては、実はこれは簡単に出来ましたが、それはまた明日にでも。)しょうがないので、スタジオに向かうギリギリまであれこれと考え、結局MU500とMU80が入った1Uラックをかかえてスタジオへ。

練習は思ったよりもスムーズに出来て、ホッとしました。久しぶりにヘッドフォンでクリックを聞きながらドラムを叩きましたが、2年ぶりでも意外と叩けるものですね。まぁ、それまでに何年もやってたんで、体に残ってるんでしょうか。しかし、これでなんとかライヴに向けてスタートは切れたって感じで、本当にホッとしました。まだまだ問題はありますが、ひとつひとつ潰していかねば!