パザ日誌


2006年7月 5日 (水曜日)----すぎもとともひで

MW10と別系統でクリックを出力する(その2)

MW10と別系統でクリックを出力する(その1)のつづき。

別でクリックが鳴らせて快適だと思っている所へ、ちょっと問題が......。内蔵出力を仮想デバイス(今回の場合は、前回設定した『Liveセット(MW10)』)として設定していると、主音量(ヴォリューム)が本体側でコントロール出来ないようになるのですね。

主音量

普通は青くなってて動かせるスライダが、白くなって動かなくなってます。これでは、他のアプリケーションを使ったり、音をミュートしたい時に不便です。

原因を探ってみると、これは『Audio MIDI 設定』----これは『システム環境設定』の『サウンド』と連係しているので、ここを変更するとリアルタイムに『サウンド』の設定もかわります。そして『サウンド』には仮想デバイスは適用されないのですね----設定項目の『デフォルトの出力』に仮想デバイスを選んでいた事が原因でした。ここを『内蔵出力』に変更すると、ちゃんとスライダが復活しました。

デフォルトの出力先

アプリケーション側では環境設定でドライヴァを指定できるので、ここはデフォルトで『内蔵出力』を選んで問題なしです。いや、むしろこの方が、クリックの音量も普通にこのスライダや(ノートブックでは)ファンクション・キーにて独立して変更できるので、とても便利であります。