パザ日誌


2006年10月10日 (火曜日)----すぎもとともひで

ベース音問題とクリック音問題

今回はモニタはヘッドフォンだけじゃなくて、ちゃんとスピーカでも確認して、慎重にミックスをしていたつもりなのだけれど、やっぱりスタジオで大音量で鳴らすと、前回同様ベース音だけが凄い響き方をする。

昨日のスタジオは、ちょっと途中でスタジオを変えてもらわないといけない事態に陥り、結果2つの部屋でシーケンサ鳴らしてみたんですが、部屋によっても鳴り方が違う。勿論さらにライヴの時にはもっと変わる訳で、これは当日のリハで即対応しないといけない。これは10年くらい前にこのバンドを初めて、QY700を使ってた時から今まで、まったく変わっていない悩みな訳です。

今日はその対策をしたのですが、確かに部屋で確認してみても、スタジオで起こるモアモアなベース音を確認できる。原因はちゃんと初めからそこにあったという訳だけれども、やっぱりこの辺りは百戦錬磨しないと分かってこないんだろうなと、今までの無頓着な自分を恥じ入るばかりでございます。

そこいらへんはイコライザを差して調整したのだけれど、問題があと一つ。昨日のスタジオで内蔵出力からのみ出してるガイド用のクリック音が、最大ヴォリュームにしていても弱くて、演奏が度々オケとのズレを起こしていた事。実はこれもpazap結成当時からの悩みの種な訳です。

色々と検証してみて、直って音がちゃんと出るようにするポイントを発見。それは、Mac OS Xの『システム環境設定』にある『サウンド』の『主音量』をマウスで動かしてやるのです。こうすると突然音がデカくなるのです。変なの。これキーボードにある音量のコントロール・スイッチで調整しても、メニュー・バーに出したので調整してやってもダメ。最大になってるように見えて、実は最大になってないんです。この辺りはライヴ前にチェックしてやっておかないとエラい事に成りそうで、事前に解決出来て良かった。