パザ日誌


2008年8月 2日 (土曜日)----すぎもとともひで

生まれて初めて聴く生の音楽

自分の人生の中で、生まれて初めて聴く生の音楽というのは何だったのだろうか? と考えてみると、自分の記憶の中で、恐らくそれは松田聖子のコンサートだったと思います。多分、小学5年生か6年生の頃、確か2月8日だった記憶があります。場所は徳島市文化センター。P.Aからの大音量での迫力はかなりの衝撃で、ある意味トラウマになっていると思います。この時の事で覚えているのは、松田聖子が遠くて小さくしか見えなかった事くらいで、何を歌ったとかそういうのはあまり覚えてないのですが、音を聴いた時の衝撃みたいなものは体が覚えております。多分、ワタシが良いおっさんになってもバンドをしてる原点は、この辺りのトラウマも関係してくるんじゃないかと思います。これはその後、楽器を始めたからで、それが無ければ間違いなくオーディオ・マニアになってた筈です。

本日は北文化会館へ京都市交響楽団のコンサートを聴きにいったですが、このコンサートはクラシックのコンサートではまずあり得ない、0歳から入場可能なコンサートであります。会場へ到着すると流石に子供がいっぱい。本当に抱っこされた0歳児もあちこちに見受けられます。我が家も1歳4ヶ月をちょっと過ぎた娘を連れて行ったのですが、歩く事が出来る様になると歩くのが楽しくて仕方ないのか、開演前にはワタシが手を引かれて、あちこちと連れ回されました。コンサートが始まってからじっとしてないと困るというのもあり、それまでに散々運動させておこうと、何度も階段を登ったり降りたりしておいたのですが、これが逆効果だったのか、かえって火をつけた様で、開演後もまったくじっとしておらず、しょうがないので外に出したりして、結局はまったく演奏を聴かずじまいでございました。

普段はとても音楽好きで、血は争えないな......と思ってるくらいなのに、初めての生演奏で喜んでくれれば良いのになと思ったものの、親の心子知らずといいますか、がっかりというか。でも、まぁこの歳ではしょうがないかなとも思いました。娘はまだpazapの生演奏を聴いた事がないので、その時が来たら十分にトラウマを負わせられると思いますので、覚悟してください(笑)。

みんなのコンサート〜さぁ、クラシックファンをはじめよう〜『ピクニック&ネイチャー』
管弦楽
京都市交響楽団
指揮
鈴木織衛
司会&ナレーション
都築由美
日時
2008年8月2日
開場
午前10時
開演
午前11時
会場
北文化会館
プログラム
  1. アンダーソン:ベルのうた
  2. J.シュトラウス2世:ポルカ『クラップフェンの森で』
  3. サン=サーンス:組曲『動物の謝肉祭』から『白鳥』
  4. マンシーニ:子象の行進
  5. J.シュトラウス2世:ポルカ『雷鳴と電光』
  6. ヨゼフ・シュトラウス:かじ屋のポルカ
  7. プロコフィエフ:ピーターと狼
  8. アンダーソン:ワルツィング・キャット(アンコール)