パザ日誌


2008年8月29日 (金曜日)----すぎもとともひで

東京ザヴィヌルバッハ

東京ザヴィヌルバッハ@アバンギルド

久しぶりにUrBANGUILDへ。念願の東京ザヴィヌルバッハのライヴを見る為に。

京都へは確かメトロに何度か出演されていたと思いますが、その時には聴きに行けず、やっと見られると思った西部講堂でのライヴは、事情が合って中止になったりと、なかなか生で聴く事が出来なかったので、本当に待ちに待ったライヴでした。

東京ザヴィヌルバッハは、ワタシの中では最も目標とするバンドで、有る意味ワタシの理想的なバンドであります。打ち込みと生演奏の融合という点でもそうだし、ポリリズムや変拍子という点でもそう。現在のレギュラー編成のように、Mとキーボード+サックスにパーカッションとライヴ・エレクトロニクスが加われば、それはもう更に理想的であります。

約80分ノンストップ(+アンコール1曲)のライヴを聴きながら、本当に至福の時ではありましたが、同時にpazapでどうしたらこういう感じで出来るだろうと、色々と考えてしまいました。勿論、楽曲はまったく違うし、歌ものとインストという差や、楽器編成なんかも全然違うのではありますが。

そうそう、ひとつ気になったのはベース。リズム隊は打ち込みなのでベースも打ち込みなのですが、それをどうやって出してるのかっていうのは、まず真っ先に目がいく所でした。見てみると、ベース音は単独でベースアンプへと接続されておりました。そうか、そうだよなぁ......。うちのバンドもベースは単独で出してて、スタジオで練習する時にはベースアンプで鳴らしてるのですが、ライヴはいつもラインに送ってるだけでした。これだとベース音の返りは各モニターからだけになり、特にライヴハウスの場合、前の方の席では特に違和感がある音になるんじゃないかって気付きました。ステージの中も勿論そうで、やっぱりこれからはベースアンプから出そうと誓いながら、家路に着きました。