誕生日の23日。京都コンサートホールにて京響の定期公演を聴いて来ました。耳の御馳走。自分への誕生日プレゼント......と言っても、ちょくちょく行ってる訳ですが......。
今回はオール・アメリカン・プログラムでして、よってモダンなプログラム。指揮は京響常任指揮者の広上淳一氏。今回もコンサートは指揮者による『プレトーク』と、終演後にはホワイエで出演者と観客が交流できる『レセプション』がありました。
『プレトーク』では来年度のコンサートスケジュールを丁寧に紹介。終演後はそのマエストロもレセプションに登場し、すぐ近くで拝見しましたが、こんな小さな方だとは思いませんでした。ステージ上のタクトさばきや動きや表情はとても独特で、声が漏れるタイプの指揮者でもあるのですが、やはり舞台上は大きく見えますね。そして、どことなく桂枝雀師匠を思い浮かべてしまうのはワタシだけでしょうか?
なお、この日と同じプログラムで東京公演も予定されております。2月28日にサントリーホール。東京方面の方は是非足をお運びくださいませ!
そして、この定期公演と同じ日に発売になった公演に『スプリングコンサート』というのがあります。4月10日(金曜日)の夜。こちらは1500円で全席同一価格(指定席)で、しかも1ドリンク付きというお得さ。ジャズ・ピアニストの小曽根真さんがモーツアルトのピアノ協奏曲(6番)を演奏され、また今回のプログラムにも有った『ラプソディ・イン・ブルー』も演奏されます。京響の首席クラリネット奏者さんはとてもお上手な方で、今回の出だしのクラリネット・ソロも素晴らしい演奏でございましたので、それも併せて楽しめますよ。あ、あとトランペットの方も、ドラム&ビューグル・コーばりの回転演奏がとてもカッコ良かったですし、これも出るかも!
あと、ジャズ・トランペット奏者リック・オヴァトン氏によるロドリーゴの『アランフェス協奏曲』もありますので、これも楽しみ。アランフェスは勿論ギター独奏の曲で有名ですが、このコンサートではこれのトランペット・ヴァージョンが聴けるそうです。アランフェスはチック・コリアの超名曲『スペイン』のイントロで使われてるのでも有名ですので、ジャズ・ファンにとっても馴染み有るものですね。あと、『カルメン』の組曲もあります。