2010年初めてのpazapのライヴ。いつもの『The Rock!!!』というイヴェントのトリに出演。
セッティング中のS.Eはヒカシュー数曲とポリシックスの『ベイビーハイアス』と菊地成孔とペペトルメントアスカラールのマサカーのカヴァー曲『Killing Time』。個人的にワタシはドラムのセッティングとMacのセッティング、ベースアンプのセッティングに加え、今回はKaossilatorを使うのでそのセッティングと結構大変だった。
『Hell Ditty』から『ニャピョンガ』はいつもの感じでノンストップ。M.Cを挟んで、今回pazapとしては初の歌ものカヴァーのライヴ披露。スタジオの練習では以前に和田アキ子の曲とかカヴァーしてやってた頃もあったのだが、ライヴでは初。で、今回カヴァーするのはヒカシューの名曲『パイク』(それでS.Eはヒカシューと、この曲をカヴァーしてるポリシックスにしたのだ)。
今回の『パイク』は何故かイントロがギターikubon氏の洒落でアースシェイカーの『モア』のイントロの名フレーズが引用されていて、間奏のギターソロの前半ではオタマトーンに持ち替えてプレイしている。これは実際に会場で見た人でも何をやってるか分かりにくかったかもしれないので、いずれ録画してYouTubeにでもアップしてみたい。アタマトーンをこういう使い方してる人ってまだ誰も居ないと思うので。
『パイク』の後はそのまま『ボク』へなだれ込み。そして2回目のM.Cを挟んで『ミドロガ』から『ミクロ』へノンストップ。
『ミドロガ』が終わった後、間髪を入れず打ち込みリズムが鳴りだし、ワタシのKaossilatorソロへ。打ち込みのリズムに合わせて、まずは準備しておいたベース音をプレイし、それをリアルタイムでループ録音してループさせる。その上に音色をリードのシンセ音に変更しソロをプレイ。更に音色を変えて後半のプレイ。そのままではベース音のループが鳴りっぱなしになるので、園終盤にはループを停止させて代わりにベース音を打ち込みから出す様にしておく。その後顎も使ってソロをギリギリまでしたあと、Kaossilatorを置いてスティックに持ち替え、ドラムをプレイ。いやぁ、実にいそがしいのだけど、何とか事故も無く切り抜けた。
Kaossilatorソロが終わった後はそのままギターソロがあって、そのまま『ミクロ』のイントロ部分へとなだれ込んで、いつもながらの終わり方。
今年初のライヴはまずまずのクオリティで出来たと思う。この調子で今年も突っ走りたい所だが、もっと沢山のお客さんに見てもらえる様にも努力して行かねばなぁ......と思うライヴでもあった。