パザ日誌


2011年9月19日 (月曜日)----すぎもとともひで

病院の屋上から

大文字山

『病院の屋上』という場所に来たのは、生まれて初めての経験だ。

『病院の屋上』には刑事が居たり、容疑者が居たり、被害者が居たり、新聞記者や探偵が居たり......と、色んな期待が胸をよぎったのだが、現実の『病院の屋上』はそんな気の利いた演出は一切無しの、まことに殺風景なただの屋上だった。

ただ、洗濯物が風にたなびいていたのだけは、せめてもの救い。