せっかく天気も良いのだからと嵐山へ。
本当は清涼寺の夕霧祭へ行きたかったんだけれども、なかなか出かけられずに結局時間オーバーで断念。小さい子供がいると、本当に時間通りに動けなくてイライラするなぁ......。
それならばと帷子ノ辻あたりから散歩がてら、歩いて嵐山に向かう事にした。
流石に観光客が多いのか、今日見た嵐電は全て2両連結だった。
人通りの少ない道を歩いていたが、トロッコ嵯峨駅がある通りへ出た途端、凄い人の波が押し寄せる。
嵐電嵯峨駅の手前に本屋さんがあったので、ふらりと立ち寄ってみた。London Booksという古本屋さん。店頭にあった昭和50年代のアイスクリームの本を見て、これは欲しい! と思ってしまったので、店内も見てみたが、欲しい本が沢山ある素敵な本屋さんだ。喉から手が出そうになる音楽系の本も発見したが、ちょっと高め----でも定価からしたら半額なのでじゅうぶん安い。勿論状態も良好----だったので今日の所は断念。それでも何か買って帰ろうと思ったが、一杯ありすぎて選べなかったのと、今日はあまり荷物が持てないのとで、また出直して近日中にもう一度訪れる事にした。
この本屋さんは近所にあれば、かなり楽しいだろうなぁ。
さて、そのまま渡月橋まで急ごうと思ったけれど、嵐電嵯峨駅の踏切が魅力的な場所だったので、しばらくそこに張り付いて写真を撮ったりしてた。
京都新聞写真コンテストに応募してみたいと思っていて、その写真を撮ろうとずっと思っていたのだけれど、なかなか撮ってる場合じゃなくて先延ばしになってたのだ。気がつけば締め切りが2日後に迫っている。何とか今日面白いものが撮れれば良いなと思っていたのだが、それはもうこの踏切からの景色しかないと思い、人力車が通る瞬間を待って、やっと2枚撮れた。
そして応募したのははてなダイアリーに急ごしらえで作ったブログ『ぱにゃほてる(あねっくす)』へ投稿した2枚の写真(13日付けの『車輪』と15日付けの『軌道と車輪』)。
やっと2枚の応募用写真を撮って、渡月橋へ急ぐ。
今日は嵐山もみじ祭が行われていて、とても沢山の人が見物してる。
そんな事を知ってか知らずか、のんびりと(?)獲物を狙う鳥さん。
船の前にはドラゴン!
そしてそれを狙うレンズの数が凄い事。いったい今日の嵐山では、何本のレンズがもみじ祭りを狙っていたのか、1本1本数えたいくらいだった。しかも一眼率の高い事。そして、みんな良いカメラやレンズ持ってるなぁ......とため息が出そうだった。
人力車屋さんは、今日は大繁盛って感じだった。勧誘がしつこくてうっとうしいイメージを持っていた人力車屋さんだったが、今日はそんな嫌な勧誘はまったく無しだった。
島原大夫が歩く姿も見たかったが、他の用事もあったため見ずに嵐山を後にした。