パザ日誌

2001年12月25日(火)

クリスマスについて、考えたりした

Merry Christmas!!でもクリスマスが何の日なのか、分かってない人も多いようですが…。かくいう私もあまり良く分かっておりません。まぁ、私は仏教徒なので、クリスマスなんぞあまり関係ありません。でも誰の誕生日であれ、メデタイので素直に「おめでとう!」です。

私が学生の頃、クリスマスには給食にケーキがついてきたんです。イチゴのショートケーキ!! そりゃもう、うれしかったですよ。でも今になって考えてみりゃ、変ですよね。クリスマスがキリストの誕生日でキリスト教の宗教行事だとすると、何故うちの公立の学校でケーキが出たのか? 不思議ですねぇ。だって日本では「政教一致」は法律的にタブーですから、公立の学校では、宗教教育は出来ない訳です。やっぱり、日本では公にも「クリスマスは宗教行事」ではないんですね。

参考のために「クリスマス」について調べてみました。クリスマスというのは「キリストのミサ」という意味だそうです。キリストの誕生については、「新約聖書」には「夜」とだけあって、正式な年月日は記されていないそうです。だから教派によっては認めないところもあるようです。

以下、引用。

カトリック教会で、クリスマス、すなわちキリストの誕生日が十二月二十五日と定められたのは、三二五年のニカイア公会議以後です。
これは、当時ローマで行われていた冬至の祭りと結びついたものです。
冬至を境に太陽は勢いをとり戻しますが、それが、「正義」の回復の印象をあたえ、キリストの降誕日とされました。
(ひろさちや著「仏教とキリスト教」新潮選書)

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