大阪大学ベンチャー・ビジネス・ラボラトリーの天羽優子講師(中核的研究機関研究員)は、大手空調メーカーのエンジニアからイオン発生器の真偽について相談を受けた経験を明かす。
天羽氏が「おかしな話」と結論づけると、このメーカーは「眉唾(まゆつば)でも客から求められれば、商品につけざるを得ない」と悩んでいたという。
ボクは「抗菌」とか「除菌」とかいううたい文句には乗らないヤな客なので、今年空気清浄機を買った時も店員のしきりに言う「マイナスイオン」とかいう勧めにも一切耳を貸さなかった(高かったという話も……笑)。なんかうさん臭いもん。
すると案の定、「家電のマイナスイオンは有害である可能性がある」というような記事を見つけて、やっぱりな……と思った次第。なんかメーカーに聞けば薬事法からマイナスイオンの効果については「ある」とは言えないそうで、これは「痩せます!」という売り方ができないダイエット・グッズと同じなのですな。最近流行(?)の「おなかでブルブルするやつ」のCMでも「痩せる」とはひとことも言ってない(これは薬事法の問題もあるのだろうけど、他意があるようにも受け取れる……)。
家電機器で電気的に発生させているこの「マイナスイオン」と言われるものは実は「オゾン」らしく、その効果も実は科学的に立証されてないという。そんなものを高い金だして、買わされているのか……。やっぱり消費者が賢くちゃんと判断して買わないといけないのだろうか?そんなこと言われてもワカランもんなぁ。誰を信用したらええんや?大企業が偽装するぐらいやからねぇ。