パザ日誌

2002年10月28日(月)

ディジュリドゥ(Didgeridoo)

ディジュリドゥという楽器を御存じでしょうか? オーストラリアの先住民であるアボリジニの人達が儀式で使用する民族楽器で、白蟻に食われて空洞になったユーカリの木から作られる、細長い木管楽器です。この前の二条城のサクレッド・リズムに出演していた、オーストラリアとインドネシアの民族音楽クロスオーバー・グループ「ワロガス・トリオ」(Warogus Trio)が演奏してて、初めて生で聴きました。ホーメィっぽい感じの響きがして、とってもいい感じです。

ちょっと民族音楽にはまりそうな感じがしてきて、暫く聴いてなかったトリロク・グルトゥ(TRILOK GURTU)やPETER SADLOの「Drum together」というアルバム(欲しかったCDと衝動買いしたCD(2002/03/04)を参照)を聴いたりしてみました。
そうしたら、なんと「Drum together」の1曲目の曲がディジュリドゥ奏者ディーン・ウィルミントン(Dean Wilmington)の曲で、ディジュリドゥの音が入っているではないの! あちゃ、今まで何気なく聴いたこの音が、ディジリドゥだったのね……。

始めに「ディジュリドゥっていう楽器を御存じですか?」なんて偉そうに書いたけど、実はほとんど知らなくて、何か民族楽器のその他大勢みたいにしか思ってなかったのだけれど、倍音Sのさいとでディジュリドゥっていう楽器名を見て、何か聞き覚えがあるなぁ……なんて調べてみたら、今日分かったという、なんとも情けないありさまなのです。でも調べてみると、日本にもこの楽器の愛好家が沢山いるのですねぇ。ほんと世の中知らない事ばかり。そして、楽器は奥が深過ぎますです。

参考サイト

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