パザ日誌

2002年12月14日(土)

レンタルボックス

ついでがあったもので、またまたMKバイキング(上賀茂)に行って来ましたです。今日はデザートにライチと洋梨があってハッピーって感じですか。缶詰だと思いますが、庶民感覚でボクにはうってつけです。そのあとに北山通りを歩いてたらもらったバイキングのチラシは1180円也。ドリンクがついてたり、美味しそうなのですが、それならボクはMKに2回行くと思ってしまうセコい人間なのでした(笑)。いや、でもこっちも行きたいなぁ、デザート付きっぽいし……。

それはさておき、北山に行った訳は最近オープンしたという某ショップを見に行って来たのです。このお店は、いわゆる「レンタルボックス」というやつで、店内にボックスが一杯有って(300個ぐらい?)、その箱を月々いくらで借りるというもので、その箱の中は自分の好きな様にディスプレイしたりして、自分の作品を展示して販売したり作品の発表に使ったりと、好きな様に使えるシステムです。料金は箱の大きさや位置によって違いますが、小さめの箱で1500円から、もひとつ大きい箱で2800円からという事でした。中に置いて販売するものも販売価格も自分で決める事が出来て、その売り上げから15%をお店側の手数料みたいな感じ(包装する袋や、商品タグとかの必要経費も含むと思います-違う模様です。タグは1個20円で購入なのだとか。2002-12-27捕捉)で引いたものが、箱のオーナーの方に振り込まれる(郵便振り込み)という事です。大阪のアメリカ村にも出店してるようで、ここで2店鋪目のようですね。まだ箱には空きがあるようでしたが、テレビとか雑誌とかの露出もあるようなので、興味の有る方はお早目にという事で。

こういうシステムの店は関西ではめずらしいのですが、東京の方では「
たま
」のパーカッションの
石川浩司
さんが東京の西荻窪でやっている「
ニヒル牛
」というお店が有名です。

この大量生産の時代に、プロ・アマ問わず「個人的な制作物」が陽の目を見る機会を増やせる場になればよいと思っています。
 また、アーティストが気軽に自分の作品を発表、販売することができるようになる、いわば「1ヶ月間のミニ個展会場」でもあるわけです。

「フリーマーケットパラダイス」はどっちかっていうとフリーマーケット色が強い感じがしますが、ニヒル牛は石川さんのポリシーからか、クリエーター揃いで凄過ぎます。ある種クリエーターの登竜門みたいな感じになってますね。だからフリーマーケット感覚はゼロで、自分の作品を発表しよう! という感じがバシバシ伝わって来るし、そういう場を提供しようという素晴らしい店です。ニヒル牛は箱を借りるのにだいたい1年待ちだそうです。
こういうお店が増えてくれると面白いですね。

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