パザ日誌

2003年01月03日(金)

男はつらいよ

NHKの「ときめき!大自然」などを見ましたが、これぞまさに本物の「男はつらいよ」でんなぁ。いや、「男はつらい」というよりは「オスはつらい」と言った方がいいのでしょうか? とにかく動物の世界の主導権は結局メスにある訳で、メスによって世界は動いているのですね。考えれば動物の遺伝子的本能というのは、強い子孫を残す事である訳で、その子孫を産むメスがその為に強いオスを求めるのは当たり前の事でありますね。それは結局本来動物である人間も本質的には変わらないのでしょう。田島某にちゃんと見せるべき番組ですな(笑)。

その後で見た紳助の「キスイヤ」なんか、まさに「ときめき!大自然」と同じで笑ってしまった。人間世界の場合、男が威張ってるんじゃなくて、男は威張らせて貰ってるって感じなのですよね。お釈迦さんの手の中で威張ってる孫悟空でしかないのですな。

それから番組(NHK)を見ていて、今ひろさちや先生の「愛の研究」という本を読んでたりするせいか、色々と考えてしまいました。動物の世界では「愛」は所詮「強い遺伝子を残す為」でしかないのかなぁ、とかね。メスとオスが愛しあうのも、子供を守るのも、結局は「強い遺伝子を残す為」というのが本来の姿ですよね。いやいや、それは違う! 愛とは素晴らしいものだ!! なんていう人もいるかもしれませんが、結局「愛」の本質とも言うべき「お釈迦様の手」が「強い遺伝子を残す事」なのは、まぎれもない事実のような気がします。ボク達が思い込んでる「愛とは素晴らしいものだ」なんていうのは孫悟空の強がりでしかないのかもしれませんね。初めにその原点に戻って、本当の「愛」とは何か、その思考を考え直したこの本はなかなか面白いです。

その「ときめき!大自然」でちょっとだけ、ボクの好きな鳥が出てました。サンコウチョウっていう鳥で、ボクが中学時代から好きだった鳥です。小学校の頃は奈良にある「薬師寺」が好きで、下敷きに写真までいれてた変な小学生だったのですが、中学校の頃はこのサンコウチョウが好きだなんて、これまた変わった中学生だった訳でして、まぁ今も変わらずに変人ですけれども。結局サンコウチョウを生で見る事はいまだにありません。このサンコウチョウっていうのは漢字で書くと「三光鳥」と書きますが、鳴き方が「ツキヒホシホイホイ」と鳴くらしく、「月、日、星」と三つの光が入っているので、「三光鳥」と呼ばれるらしいです。実際どういう鳴き声で鳴くのか、興味ある所ですね。尾っぽがとても長くて、美しい鳥でありまする。

参照

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