パザ日誌

2003年08月15日(金)

新曲

しかし昨日今日は夏とは思えないですな。窓を開けると涼しい風で秋の様なのに、それでも蝉は鳴いてると言う、もう頭の中が混乱しそうな夏です。そういう中、最近は桂枝雀師匠の落語を聴いてるんですが、今更ながら枝雀師匠の落語は最高に面白いですね。それより落語自体も良いのですが、枝雀師匠の話し方を聴いてるだけで心地いいのは何故でしょう。だから昨日も図書館へ行って枝雀師匠のCDを借りて来ました。醍醐中央図書館は落語のCDもかなりの量を置いてるのですが、流石に枝雀師匠のは競争率が激しく、今回も唯一残ってたのは「枝雀落語大全」の「第五集」だけでした。収録されてるのは「どうらんの幸助」と「植木屋娘」。ライナーノーツは枝雀ファンとして有名な指揮者の佐渡裕さんです。それはそうと、これと一緒に借りたのがキャプテン・ビーフハート&マジック・バンドの「ダスト・サッカー」(The Legendary "Bat Chain Puller" Tapes)。
MSIから出ているものです。しかし、ザッパ絡みのこのCDを誰が図書館に置こうと提案したのだろう?(笑)ビックリ。1枚だけだけどザッパ御大のCDも置いているので、図書館側にファンでも居るのかなぁ? それか、利用者側のリクエスト? まぁとりあえず、懐の広い図書館だ。

そして今日は貴重なpazapの練習日でして、今日はスタジオに間に合わせようと、新曲の準備などをしていたのでした。4分くらいの短めの曲で、16ビートがメインなうちとしては珍しく8ビートでテンポは120。変拍子なし。ただしポリリズムあり。蒲田(銀ちゃんカッコイイ!)行進曲風(生野さん談。つかこうへいファンを見透かされたか?)。ポリリズムさえなければすぐにでも出来そうな曲です。実は色々と細工をしようと試行錯誤したのですが、結局全部ボツにしてシンプルにしてみました。Visionで打ち込んだものをProToolsで録音して、何もダビングせずにそのままバウンス。MasterListCDでこんがりと焼きました。それと平行しながらiBookで譜面作り。時間がないのでラフな譜面をA4サイズで2ページ分プリントアウトして、それを持って近くのコンビニへ走り、A3一枚にしてメンバー分コピー。そんな事をしてると、もうスタジオの時間にギリギリな時間。なんとか間に合ったって感じです。

作曲に必要なもの。それは、「締め切り」です(キッパリ)。このギリギリセーフ感のドタバタが、スリリングで良いですなぁ(ダメダメ?)。

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