パザ日誌

2003年10月30日(木)

ケント・ナガノのプログラム

昨日はほとんど寝てなかったのですが、今日の夜は見たいドラマが立て続けなのでした。八時からは今日から始まった「続・京都迷宮案内」。前のシリーズが終わってから、どれ程この日を待ったか……(ちょっと大袈裟ですが)。でも、的場浩二さんやヨロリさん(誰?)やアゴさん(失礼)は今シリーズでは出てないのですね。ちょっと残念。しかし、何故こんなコテコテなドラマが好きになったのか、自分でも何故か謎なのでありました。とりあえず、橋爪功さんのファンなのだというのは最近気づいてますが……。

その後で「トリック」と「マンハッタン・ラブ・ストーリー」という今風なドラマ。「ハナコさん」を含めると、八時から十一時十五分までドラマ漬けなんていう、ちょっと人に言うのが恥ずかしいような木曜日の夜を、しばらくは続ける事になりそうです。でも、早速「ハナコ」さんを見逃してますけれど。というより、今週はずっと見逃してるのだ。金曜日に一週間分まとめて見られるので、ついつい気が緩むのかも知れません。


そういえば昨日の用事の帰り、車の中でFMを聞いてたらあまりにもつまらないのでNHK-FMに変えてみました。だいたいにおいて、好みの音楽がかかる訳でもなく、勿論リクエストをしてもかけてくれる筈もなく、更にD.Jの話が面白い訳でもないというFMラヂオは好きではないので、せめて話が面白いAMラヂオでも聞く方が好きなのです(でもAMも番組内での通販コーナーが一杯あるのは嫌になりますが……)。それでNHK-FMに変えたら、ケント・ナガノ指揮のベルリン・ドイツ交響楽団、ベルリン放送合唱団のベートーヴェンの第九の生中継をやってて聴いてました。でも残念ながら、すでに第四楽章のクライマックスだったんですけれど。

NHKって昔から、NHKホールでのクラシックのコンサートをFMで生中継してるんですが、久しぶりに聴きましたです。中学生の頃、ボクはこのNHK-FMのクラシック番組のエア・チェックをして、カセットテープにコレクションしてたんですが、その当時を思い出して懐かしかったです。年末の第九は多分毎年生中継してると思うんですが、今回は何故生中継したんでしょう? (追記)テレビ放送五〇年・NHKホール三〇年を記念した「NHK音楽祭」のコンサートだったようです。

それはともかく、第九以外にやった曲ってのがリゲティの「永遠の光」とウストヴォリスカヤ作曲の「交響曲 第4番”祈り”」だっていうのは流石だなぁと思いました。何が流石なのかっていうのは、ケント・ナガノっぽくて嬉しいという事です。ウストヴォリスカヤ(Galina Ustvolskaya)というロシアの作曲家は不勉強で聴いた事ありませんけれど、ベートーヴェンの第九と並べて、こういう現代よりのプログラムを組むっていうのはボクは良いと思います。きっとクラシックファンにしても、もっと古典的なプログラムを望む人も多いとは思うんですけれど……。

まぁ、結果的には聴き逃してしまったので、テレビの放送に期待なのであります。BS2では三十一日の夜、ハイビジョンでは十一月一日の夜に放送されるそうですが、地上波ではもうすこし先になりそうです。チクショウ!

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