正月から、小泉首相が靖国神社へ参拝とかなんとかで話題になってますが、その辺りの報道にもまっとうなものがないので、備忘録をメモしておきます。ボクが持ってる資料の中からなんですが、ソース元はメモしてないので、調べてみます。
靖国神社が神道の考え方によって戦死者やA級戦犯を祀ってるのだとしたら、その神道はどういう考え方によって成り立ってるのかっていうのが一番大事な事なのに、そういう事に言及して批判する人たちを、マスコミとかでは一向に見かけないのはまったく不思議。日本人がいかに宗教音痴や宗教嫌いなのかが分るという事なのでしょうか? だから、A級戦犯の十四人が三十三回忌を待ってから祀られているっていうのを知らない人も多いんじゃないんでしょうか? この辺りの「戦犯だから」っていう批判は、神道の考えでいくと的外れな感じがします。宗教的には同じになってるんですから。
だからといって、小泉首相が私的参拝と言いながら「内閣総理大臣」と記帳したりすると言った、まったく中途半端などっちつかずの態度なのは呆れますね。行くならちゃんと議論をして憲法改正してから、堂々と公式に行けばいいのに(公式参拝しろ! と言ってるんじゃなくて、するなら筋を通してからしろ! という意味ですよ)、「これは初詣だ」なんてボケた言い訳は、お得意の思いつきなんでしょうけど。今回は知らないけど、神道の儀式を無視して批判をかわそうとする無礼も許せないです。自衛隊を軍隊じゃないと言ってるのと、まったく同じまやかしが、いかにも日本的と言った所でしょうか……。