パザ日誌

2004年01月25日(日)

*U-ウラン-05

念願の*U-ウラン-05(BMT/IL-1008)が到着しました。買ったのは初めて(見たのも初めて)で、「DVDマガジン」っていう感じで聞いてたので、本に付録でDVDが付いてるタイプなのかと思ってましたが、そうじゃなくてまんまDVDなのですね。10アーティストのライヴが入っていて110分、それに5.1chサラウンドで1800円っていうのはお得な値段ですね。ちなみに収録アーティストは……。

表紙が菊地成孔さんで、このVol.5のタイトルが"L’Ange et le Démon Naruyoshi Kikuchi"という事で、菊地さんが大フューチャーされてて、DCPRGのライヴ2曲—-「構造1(本当はギリシャ数字の1)現代呪術の構造」と「構造5(同じく)港湾と歓楽街の構造」—-の間とかに、結構長めのインタヴューが収録されてます。

DCPRGの2曲がノーカットっていうのは凄いですね。それにカメラが9台なのだそうで、なかなか迫力が有る映像で素晴らしいです。5と4のポリリズムの映像という事でも、個人的には見応えがありますです。まぁ本当はライヴ開場で踊るのが一番なんですけどね。見るといつも思うのですが、ジャズ・ミュージシャンが集まって、インストで、ソロなんてジャズのインプロヴィゼーションなのに、これだけオーディエンスが一杯入って、それでもって総立ちで踊ってるっていうのは、ジャズという絶滅危惧種が生き残るチャンスみたいなものを感じますね。素晴らしいです。それはそうと、ロックっていうのが有ったらしいんですが、もう絶滅したんでしたっけ?

それから他のアーティストさんも凄く面白かったです。実は「あぶらだこ」(収録曲は「ひかり号」「生きた午後」)は初めて見たのですが、カッコイイですね。篳篥のサウンドもかっこ良いです。あと、ライヴ映像ではなかったですが、Great Adventureというバンドも面白かったです。映像も含めて曲も好きです。8ビートですけどです。あとはThe Jerry Lee Phantomのキーボードさん最高。

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