「綿100%」という素晴らしき響きにワクワクするボクは「日本、綿100%愛好者連合、青年部長」の肩書きが欲しいくらいの気分です。最近はここでも古着の話とか書いてますが、古着を買うときの第1条件も「綿100%」です。もちろん新しいのを買う時もそう。この「綿100%」という、洗濯しても乾きにくそうな感じが、何とも言えず愛おしい日々です。
ただ、最近困っている事は、靴下にこの「綿100%」が少ないという事です。というより、ほとんど無いと言っても言い過ぎではない感じですね。いや、あるにはあるんですが、それは「軍足」の類い、若しくはその親戚縁者という感じ。前は「軍足」も愛用してましたけれど、最近はちょっと敬遠してますです。5本指に分かれてる軍足なんてのも、ちょっと興味を引かれる所もありますが、あれきっと出かける時に電車の時間に遅れますよね。間違いなく遅刻します(笑)。まぁボクの場合だけかも知れませんですが。
そういう訳で、ここ1ヶ月くらいは「綿100%の靴下探検隊」として、色々な店を物色して回ってるんですが、良いのが発見できません。あっても間違いなくデザイン性は微塵も無いようなものばかりか、値段は「安い」か「高い」かのどちらか。安けりゃいいだろうってなもんですが、多分あれは2,3回洗濯したらルーズ・ソックス間違いなしだなってなものなので、ちょっと買うのを躊躇するんです。いい加減、綿メインだったら化学繊維が入っててもいいかなぁ……と妥協してしまいそうになりそうな気分の昨日は、伏見区大手筋商店街辺りを散策しに出かけました。
「綿100探検」の前に、ちょいと竜馬通り商店街辺りへ。昨日はフリーマーケットが行なわれていて、押し入れの中のものや、自分の作品を道ばたに並べて賑わっておりました。そんな竜馬通り商店街を抜けて、寺田屋がある通りへ。寺田屋にも1回入ってみたいんですけれど、今日も諦めて、寺田屋とは逆に東へ向かいました。
暫く歩くと、旧月桂冠本社が土産物の売店や喫茶店みたいに解放されている「伏見夢百衆」という所があるのですが、入った事がなかったのでちょいと覗いたりしました。ここは月桂冠がやっているのかと思いきや—-ひょっとしたら前はそうだったのかも—-まちづくり会社「伏見夢工房」という所が借りてやっているのだとか。喫茶店のメニューの「アイスクリーム(清酒がけ)」っていうのが非常に気になったのですが、自分が酒を飲めないというのを思い出し、諦めましたです(笑)。でもスタッフの方も和装だったり、店内もとってもいい雰囲気でしたです。
「伏見夢百衆」を出て大手筋商店街に向かう途中のお店で「酒ソフトクリーム」という案内が出ていたので、ソフトクリームに目がないボクとしましては、買わない訳にはいかないのでありました。酒がダメでもです。270円、お買い上げ。濃厚なソフトクリームの味わいに、ほのかに日本酒の風味が追いかけて追い越して行く感じとでもいいましょうか。おーい、追い越すんじゃないよという感じ。これは酒がダメなヤツには向かないのかな? でも美味しかったですよ。
で、最終目的の靴下は、大手筋の中の店で5足700円弱の白色のを購入しました。まぁまぁという感じ。帰りに立ち寄ったスーパーでも「綿100靴下」を発見しまして、ボクの中のジンクス「探しまわっても無い物は、近所の店にある」っていうのは健在だと思い知らされました(苦笑)。