パザ日誌

2004年08月11日(水)

2004年夏、帰省(最終回)

砂美

今日はもう京都に旅立つ日です。朝から

砂美
さび

の浜という所を散策に行きました。中学生の頃は、夏休みになると毎日と言っても良いくらい、泳ぎに来た所です。最近ではこの辺りの中学生も、家でテレビゲームかなんかやってるのか、誰も泳いでおりませんでした。まったくのプライヴェート・ビーチ状態です。昔は潜って流れ子(とこぶし)なんかを獲って来ては、浜で焼いて食べたりしたものです。

砂浜の東側の磯も良く遊びに来た所で、潮溜まりとかに小さい熱帯魚みたいな魚が一杯いて、そういうのを見てるだけで楽しめます。今日はイカとかも居て、泳ぎ回ってて面白かったです。

うがー

昼3時過ぎに実家を出発。途中で阿南に寄って、5月には食べる事が出来なかった、「大吉」のたこ焼きを堪能。これは絶対に押さえておきたいポイントです。今までに食べた粉ものの中でのベスト1は、牟岐にあった「山崎」のおこのみやきで、これを超える所は一生ないと思うのですが、今回久しぶりに「大吉」のたこ焼きを食べて、この「山崎」のお好み焼きを思い出してしまいました。ひょっとしたら、ソースが似てるのかも? と思うのですが、どうなんだろう? とりあえず、ボク的には、ここ「大吉 阿南店」のたこ焼きがベスト2なのです。今回は食べる事ができて良かった。

その後、バイパスを通って徳島市内へ向かったんですが、市内へ向かう国道55号線は大渋滞で全然進みません。次に向かいたかったのは、この国道55号線沿いにある「文具館Charley」というお店。5月に来た時に前を通りかかって、文房具屋さん好きとしては1回行ってみたいなぁ……と思ってたのでした。Charleyというお店は、ディスカウント・ストアというイメージがあったんですが、この文具店やベビー用品店みたいな感じで、専門店化してるんですね。

そして、この文具館は100台の駐車場を備えて、夜10時まで営業してる文房具専門の店舗。輸入もののお洒落なものや、可愛いもの、キャラクターものから、事務用品やデザイン系のものまで、幅広い品揃えでいい感じです。紙なんかも、どういうプリンターで印刷できるか、とかを○×で分りやすく表示とかがされてて、配慮も行き届いてる感じで好感が持てます。あと、ボールペンの芯だけの品揃えも一杯あったのが良かったです。ウィスキー樽をボールペンにしたものとかがいい感じだったんですが、ちょいと高くて断念。結局、エコ・バッグのキャラクター—-特に「うがー」っていうのが気に入ってしまって—-の大きい方を600円で購入なり。うがー!

藍場浜演舞場

なんとか渋滞をやりすごして、藍場浜の地下駐車場に車を停めようと徳島中央公園の横を通ってたら、ライヴをしてる音がするじゃあーりませんか! もう何回も書いてますが、徳島では阿波踊りの期間中に「エキサイティング・サマー・イン・ワジキ」っていうライヴが、鷲敷町っていう所にある、大塚製薬の工場内の敷地で行なわれていて、今年も、ボクは全然しらないバンドばっかりですが、オレンジ・レンジとか、その辺りのライヴを入場無料でやってるのです。それだけじゃなくて、徳島市内でも大塚製薬の協賛でライヴが行なわれているのでした。勿論、無料。太っ腹!

帰って来た時には必ず買うタウン誌「あわわ」には、パーカッショニストの斉藤ノブさんのライヴがあるって書いてあったので、見たいなぁとは思ってたのでした。ライヴ会場を横目に見ながら、藍場浜の駐車場に到着。地上に上がると、公園内にはすでに、明日から始まる阿波踊りの桟敷席がドーンと組まれておりました。ライヴを覗きに行く前に客席にお邪魔してみましたが、本番を見たいなぁ……と思うばかりです。長い事見てないからなぁ。席の後ろには、臨時で用意された自販機が何台も置かれておりましたが、やっぱり全部大塚製薬でしたね。

徳島駅

閉店間際の徳島そごうの中を横切って、ちょいとだけ徳島駅の地下へ寄り道。その後、線路沿いの道を通って、何年ぶりかに徳島中央公園へ。歩いていると、ドンドン演奏の音が近づいて来て、ライヴ好きとしてはウキウキしてくるのですが、鉄道を超える歩道橋を渡ってると、徳島駅の方向の夕焼けが綺麗で、思わず立ち止まって、写真を撮ったりしてしまいました。ちょうど演奏がベース・ソロで、それがカッコよかったので、どういうメンバーなんだろう? とワクワクしながら会場に向かったのでした。

ライヴ会場

会場は凄い人だったので、後ろの方で見てたのです。St.Thomasのカリプソ・ヴァージョンが終わって、このバンドはもう最後の曲なのだとか。どうやら、斉藤ノブさんのバンドで、インストの様です。最後のサンタナの曲が始まって、他のメンバーは誰だろう? と思って見ていると、ドラムはなんと則竹裕之さんではないですか。うわー、生で初めて見たなぁ……と思っていると、ベースは桜井哲夫さん。あぁ、そうか、さっきのカッコ良いベース・ソロは桜井さんだったのか! と納得しながら、キーボードも見た事ある人だなぁ? と思ったら難波弘之さんでした。そしてギターは古川望さんです。ひえー! すっげー! こんなメンバーのライヴが無料で見られていいのだろうか……と、もう踊る気分で……って本当に踊ってしまいましたけど。

最後の曲っていう事で、ひとりづつのソロがありまして、これまたカッコいい。特に桜井さんのソロはノリノリで、長かったし、やっぱり凄かったのでした。最初から聴きたかったなぁ……と思いつつ、ひとしきり盛り上がって終了。でも、阿波踊りの国の人たちなのに、いまいちノリが悪いなぁ……って思ってたら、前の方はパイプ椅子席だったんですねぇ。オール・スタンディングかと思ってましたよ。

オロナミンCカー

休憩になったので、一旦会場外へ出て、売店でいちごミルクを食べたりしておりました。次のライヴが始まった様なので、会場入り口に行ってみると、道路に巨大なオロナミンCを背負った大型トラックを発見。ちゃんと蓋を開ける輪っかがあって、面白かったです。

次の出演は大西亜里さんというシンガーさん。そして、バンドのメンバーはさっきと同じ最強メンバーのようで、これまた歌もののバッキングも素晴らしい。「マシュケナダ」と丸山圭子さんのカバー「どうぞこのまま」を聴いて、時間がなくなってきたので、後ろ髪を引かれつつ、会場を後にしました。この後に登場のKonishikiさんも見たかったんですけどね。

で、どこに行ったのかと言えば、前回に食べて感動したジェラート屋さん「アンリコ」へ行ったのです。閉店時間までになんとか到着。今回は「なると金時」と「ピーチ」のダブルをカップで。いやぁ、これまた最高に美味いのでした。もう「美味い美味い」を連発しながら、一気に食べきってしまいましたです。おかわりしたくなる気持ちを抑えつつ、阿波踊り前夜で盛り上がる徳島市内を後にしたのでした。くー、阿波踊り見たかった!

コメントは受け付けていません。

pazap研究室 all rights reserved.