パザ日誌

2004年10月03日(日)

彼岸過ぎたらボクの部屋も寒くなる

ハクション大魔王のハンバーグと、トムとジェリーのチーズ、それからはじめ人間ギャートルズのマンモーの肉の、いったいどれが一番食べてみたいか、そういう事に頭を悩ませてる内に、すっかり10月になってました。地球も10月になったのにやっと気付いたのでしょう、ようやく秋めいてきましたね。ひょっとしたら、地球もなにを食べたいのか考えていたのかも。

でも、暑さ寒さも彼岸までなんて言いますが、その彼岸の辺りにはまだ残暑がキビシかったですね。京大西部講堂のDCPRGのライヴには行かず、黒谷の金戒光明寺に行ってましたです。最近「新撰組ゆかりの地」っていう事を売りにしてる所が多いですが、お寺がそういう政治的な事を売りにするのはどうかと、阿弥陀堂の阿弥陀如来の前で、十念を唱えながら、天井の龍を見上げて考えてしまいました。

それから、場所的に京大に近い事もあって、西部講堂の入り口近くまで行ってみましたが、やっぱり入らずに、駿台予備校の百万遍寮の近くにある、前に1回だけ入った事がある絵本屋さんを覗いて、京阪出町柳駅前の柳月堂さんというパン屋さんで、くるみパンを買って下鴨神社近くの加茂川べりで座って食べて、豆大福が有名なふたばさんの行列を横目に、京都御苑の中を通って、新風館をひやかしつつ、烏丸四条まで歩いたりしました。

図書館で何年ぶりかに借りてた「マース・カニングハムのための音楽」っていうCD—-John Cageの"Credo in Us"っていう1942年の曲が最高にかっこ良いのです。ターン・テーブルでショスターコーヴィッチの曲を流したり、パーカッションが色々と入っていたりして、DCPRG好きには受けそうな曲。というか、DCPRGの原点はひょっとしてここじゃないの? と思ってしまう曲でした—-を聴いたり、それを返して借りた、ポール・メイエっていうクラリネット奏者のアルバム「クラリネットの至芸」—-ストラヴィンスキーの「クラリネット・ソロのための3つの小品」とか、ベリオの「セクエンツァIXa」なんかが入ってるのです—-のジャケ写真にしびれたり、トランペット奏者、ホーカン・ハーデンベルガーの「エモーション〜20世紀のトランペット」—-これはベリオの「セクエンツァX」とか、リゲティのファンファーレが入ってます—-っていうアルバムを聴いたり、生野さんに借りたパガニーニのヴァイオリン協奏曲を何10年かぶりに聴いたりして感動しましたです。

他にも、書く事が一杯あるのですが、またそのうちに。ひとまず、近況でした。

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