パザ日誌

2005年05月23日(月)

フット・スプラッシュ

探し物をしてると、結局は違うものを手に入れてしまうっていう事は良く有る事です。

土曜日は河原町辺りへ出て、CD屋巡りをしてきました。目的はデレク・ベイリーのCDを探しに行ったのですが、結局見つけられず。いや、デレク・ベイリーのCD自体が置いてないんですね。この辺りのCDが置いてある所っていうのは、京都市内には無いのでしょうか? デレク・ベイリーって言っても、そんなマニアックなCDを探してる訳でもないのですがねぇ……。もちろんカフェ・アンデパンダンの奥にあるパララックス・レコードにはちゃんと置いてあるのですが、欲しいのが無かったのです。残念。結局Amazonで2枚注文してしまうという、いつものパターンになってしまうんですね。

そう言えば、京都市内でちょっと変わった音楽を好むものが行くCD屋さんとしては、意外と知られてないんじゃないかな? と思ってるお店があるのですが、それは河原町OPAの裏手の道をチョイと上がった所に有るビーバーレコードのその横にあるお店セカンドハンズです。ここ今サイト見てたら、ビーバーレコード系列のお店なんですね。びっくり! へーそうだったんだ!

ここは一言で言うと「昭和っぽいお店」で、ガラスのショウ・ケースには大阪万博のグッズやらが並んでたりするのです。CDだけじゃなくて、本や楽器—-高校の頃にボクが使ってたRolandのギター・アンプが置いてあってもの凄く懐かしかった!—-が置いてあったり、ニヒル牛から広がって今流行している、所謂「レンタル・ボックス」も行なってるユニークなお店です。

カフェ・アンデパンダン・レーベルのCDなんかも置いてあって、ちょっと聴いてみたいのもあったのですが、なんとここでアンサンブル・モデルン演奏のJohn Cageの"16 Dances"を発見しました。日本盤(BMGジャパン)の中古で1380円。それが、土日に1000円以上のCDを買うと300円オフになるとかで、1080円になったのでした。ラッキー。しかし、ここも「クラシック」とか「現代音楽」とかのコーナーじゃなくて、「音響系」みたいなコーナーにあったのです。やっぱりね。別のCD屋さんでもクセナキスやスティーヴ・ライヒが、やっぱり「ノイズ」のコーナーにあるんですよね。しかも「現代音楽」のコーナーがあるのにです(笑)。

あと、良く行くCD屋さんPlanetでFragileの"Poison Quells Poison"を発見して購入。Fragileと言えば、翌日にJeugiaの三条本店にて、ボクが1年前まで習っていた菅沼孝三先生がセミナーを行うというのでチケット有るかな? と地下の楽器売り場Stageへ行ってみると、なんとチケットは完売なのだと! うーん、これはしょうがない! 悔しいのでとうとう10万円を切ったYamahaの電子ドラムDTXplorerを試叩! 試叩! 試叩! 試叩! して来ました(苦笑)。いやぁ、最近のDTXって凄いですね。1番凄いと思ったのが、ハイハットのスプラッシュまで出来るんですね。これにはビックリ! 今までも出来てましたっけ? ハイハットのスプラッシュっていうのは、スティックは使わずに、ハイハットを足の後ろの方とかで踏んで、クローズなハイハット音じゃなくて、オープンなハイハット音を出す奏法です。……って、全然分りませんですね(苦笑)。分りやすく言うと、ハイハットをハーフ・オープンにしてスティックで叩いたような音を、足だけで出すって事です(←乱暴?)。これは凄いや。

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