パザ日誌

2007年08月27日(月)

安物買いの銭失い

弁当

昨日は図書館へ行って、『ベルリン・フィルと子どもたち』のDVDを2枚借りる。1枚は通常盤で、もう一方は『春の祭典』のオーケストラ演奏がフルで入ったサラウンドのコレクターズ・エディション。映画館で公開してた時に見に行きたいと思って行けてなかった作品なので、見るのが楽しみ。

その後はジョーシン六地蔵店に寄って、某メーカーの無線LANアダプタ(USBタイプのもの)を購入。あまりにも部屋中が配線だらけなので、とうとうたまり兼ねてっていうのと、おちびちゃんがそろそろグルングルンと廻り始めたので、このままではマズいなと思ったため、今月の初めに無線LANを導入したのです。まぁ5000円弱と安かったのもあるし。

ただ、最近のMacノートは標準で無線LANカードが装着されているのでいいのですが、うちの現役マシンには1台だけ無線LANカードが入ってないのがあるのです。iBookのG3のヤツで、今はポッドキャストを取り込んでiPodとやりとりするのを主な労働としてもらってるマシンなので、ネット接続は必須なのです。これも無線対応させたいなぁ……と思っている所へ、ジョーシンのクーポンが。Mac対応のUSB無線LANアダプタがなんと2250円! もうこりゃ買うしか無いと思って、ちょっとだけネットで調べて、これは使えるだろうと思ったので購入しました。

帰宅後、CD-Romからドライヴァやらユーティリティをインストール。設定をしてみるとなんとか繋げる事はできました。が、しかし! 重大な情報を見落としておりましたのじゃ!! 『Macでは一部機能に制限があります』みたいな事を書いてあったのは知ってたのですが、それはプラス・アルファ的な機能の事なんだろうと思い込んでおりました。がしかし、これは『MacはWEPにしか対応しておりません』という意味だったのでした(苦笑)。とほほ。いや、実際には設定画面でWPA2とかも選べるのですが、サポート外らしく、実際繋がっても数秒で接続しなくなります。これでは使い物になりません。それに、この1台の為に全体のセキュリティ・レヴェルを下げる訳にもいきません。やっぱり安いものには訳が有る……というか、Macがマイノリティだからなのか。

いや、万が一セキュリティ・レヴェルを落として使ったとしてもですね、とても使えた代物じゃないっていうのもあるのですよ。まず、iBookのUSBポートは2つあるのですが、画面に向かって手前のポートに差すと、100パーセントOSごと落ちる。それにどうも差したままスリープさせて、復帰する時に接続をしなくなるみたいなのですね。ユーティリティの質も良くなくて、しかもこのソフトのアップデートもされてなさそうなのです。

結局昨日は朝方5時くらいまで、こいつと格闘。結局使えたものじゃないってのがはっきりしましたので、ゴミ箱行きです。まったく。

もちろんWindows環境では良い評価のコメントも見かけますので、うちの環境ではクソ以下だったというだけでして、使える環境ではお得な買い物なのかもしれませんので念のため。しかし『Mac対応』っていう言葉に騙されたらだめだっていう、良い教訓にはなりました……。


さてさて、そういう昨日はpazapのリハ。色々と段取り通りに用事が進まず、スタジオに付く頃には晩飯も食べられてないという感じでした。何か口に入れないと練習どころじゃないという事で、スタジオ近くの西友で弁当—-時間が遅めだったので2割引!—-を購入。待合室で広げてディナー・タイムと相成りました。他のバンドの方々などが居る中、ちょいと恥ずかしかったですが、まぁ背に腹は代えられぬという感じでした。本当に申し訳ないです。

スタジオ終わりには、今各所—-何処?—-で話題らしいPerfumeというテクノポップな女子3人組の新曲『ポリリズム』という曲のPVを見ながら、皆でこの曲の途中などに登場するポリリズムについて、考察を交わす。これは3層構造になっていて、4と3と5のパーツが平行に走ってるのですが、どちらかというと『3拍フレーズと5拍フレーズ』的という色合いが濃いですね。アフリカ発の微分的ポリリズムじゃなくて、インド発積分的な感じで、変拍子感覚なものになってますね。積み上がってる感じのポリリズム。

3と4と5のポリリズムといえば、うちの曲『ボク』のエンディングは、まさにこのポリリズム。ただ、Perfumeのと違う点は、1拍は共有されているという点。だから、同じ3と4と5のポリリズムって言っても色々あって、ポリリズムっていうのは奥が深いですな。

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