パザ日誌

2009年04月08日(水)

水疱瘡とHibワクチン

昨日、娘を風呂に入れていると、なんか体にブツブツがいくつか出来ていて、それが小さい水ぶくれみたいだったので、何か嫌だな……と思っていたのです。

それが今日はさらに数が増えていたので、やっぱりか! と思い夜に小児科へ連れて行って来ました。案の定、水疱瘡。

他の子にうつる可能性があるので、待合室じゃなくて別の場所で待機して、診察もその場所へ先生が来てくれての診察でした。更には帰るのも裏口からと、特別扱いなのですが、それが良い意味の特別なのか悪い意味のそれなのか、嬉しいのか悲しいのかよく分からない感じでありました。

娘はそんなに医者に行く機会がなく、大体行く時には予防接種の注射を打たれる時なので、診察室に入るとそのトラウマからか大泣きして困ります。今回も例に漏れずに大泣き。絶叫しました。部屋の中にアンパンマンのカレンダーがあって、それを見せて何とか待機させていたのに、先生が来るとやっぱりダメでしたね。

薬をもらって、良い機会だったので、やっと解禁になったHibワクチンの予約もして帰りました。1998年からWHO(世界保健機関)では予防接種を推奨し、既に100ヶ国以上の国で接種が行われているというのに、日本はやっと最近になって認められたのです。まったく何が先進国なのやら。ちなみにアジアで接種が行われていなかったのは日本と北朝鮮くらいらしいですよ。しかも、接種ったって任意なので、国の補助がある訳でもなくて実費です。1回7,000円くらいのを0歳の頃に計3回。1年後に1回の計4回接種しなければならず、自己負担は3万円くらいかかるのです。これではこのご時世、普及は難しいでしょう。ワタシも今回は娘も既に2歳になってるので、1回7,000円の負担で済みますが、3万円と言われると(まとめて3万円の出費ではないにしろ)やっぱりちょっと迷いますね。1人辺り1,2000円のバラマキもいいですが、もっとこういう所に、ちゃんとお金を使って欲しいです。それで助かる尊い小さな命があるのですから!

ちなみにHibワクチン。次回に入荷するのが5月の中頃らしく、接種はそれ以降になりそうです。突然やってくるらしいので、それまでに発症しない保証も無い訳で、無理に怖がる事はないとは思いますが、もしもというのを考えるだけで、政府に対して怒りが込み上げて来ます。ニュースで実際に我が子が発症してしまって、一生意識が戻らない家族のケースを見ましたが、Hibワクチン解禁直前の発症だったらしく、親としては本当にやりきれないでしょうね。そういう子供、そして親がなくなるようになって欲しいものです。

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