パザ日誌

2010年12月03日(金)

なみはや大橋散歩

今日は娘に「どこに行きたい?」と訪ねたところ「Ikea!」と即答されたので、先月行ったばかりだけれど、そんなに行きたければ……と大阪は鶴浜のIkeaまで行って来た。

娘たちが店内を見て回っている間、せっかく夕暮れ時に来たのだからと、なみはや大橋(尻無川新橋有料道路)を徒歩で往復する事にした。ちなみに普通車は100円、原付は10円払わなければいけないが、徒歩は無料。

今日はまだ寒さはマシだが、とにかく風が強い。なみはや大橋の乗り口にも「強風注意」の注意書きが出るくらいで、車が注意しなければいけないくらいの強風の、しかも吹きっさらしの橋の上である。全長1740メートル、最も高い所で水面から45メートルだからビルの高さにしても軽く10階は超えてるだろう。

強風でたなびくIKEAの旗

折からの強風にたなびくIkeaの旗を見ながら出発したものの、駄目ならすぐに引き返してこよう……と思っていると、地元の学生がジャージ姿でランニングしながら走って登って行く。おばちゃんも向こうから歩いてくる。自転車に乗ったおっちゃんはいつもの事の様に悠々とペダルをこいで行く(ちなみに自転車は降りて押して行くように注意書きされてるが、皆平気で乗ったまま走り降りていた)。なんだ、大丈夫そうだな……と思って、とりあえず最高部まで歩いてみることにした。

なみはや大橋:歩道

歩道は思ったより広く、車道側を歩く限り強風で海へ飛ばされそうな恐怖感はなさそうだ。いや、海側を歩いてもそう簡単には飛ばされないとは思うし、実際そういうニュースも聞いた事がない。第一そこまで危険ならば通行禁止になる筈だ。

なみはや大橋:夕日

ちょうど夕暮れ時だったので、車道越しの空に夕日がきれいに見えた。ちなみに歩道は大阪市内側にしか無い。

なみはや大橋:港の風景

夕日とは反対側の大阪市内側。歩道のすぐ下に見える港の風景。

なみはや大橋:港の風景2

これは多分水面から45メートルという、なみはや大橋最高部のあたりからの港の風景かな。とにかく風が強く、カメラを落とさないようにストラップを腕に固定して写真を撮った。携帯でも写真をとって、その場からtwitterでつぶやいてみたけれど、携帯も飛ばされそうで—-というよりまず眼鏡が飛んで行くんじゃないかとヒヤヒヤした—-これもストラップを片手で握りしめて写真を撮った。

なみはや大橋:WTC

南港のWTCが阪神高速4号湾岸線ごしに見える。

なみはや大橋:水門

水門が見える。水都大阪っぽい。

なみはや大橋:コンテナ

港の近くという事で、海上コンテナに荷物を積み込む倉庫が見える。

なみはや大橋:大阪港側

始めは最高部まで登ったら引き返そうと思ってたが、せっかくだからと大阪港方面の降り口まで行った。風のせいで耳が痛い。

なみはや大橋:夜景1

さて、タッチアンドゴーでそのまま鶴浜方面へ引き返したが、この頃にはちょうど辺りは暗くなりかけて来て、今度は夜景が楽しめる時間になってきた。

なみはや大橋:夜景2

水門のあたり。この辺りはまだ夜景というには早い感じ。だが、少しづつ街の灯りがチラチラと灯りだして来た。

なみはや大橋:夜景3

南港側の夕焼けも少しづつ色を変えて行く。

なみはや大橋:夜景4

京セラ大阪ドーム方面。中央付近に何となく映ってるかな?

なみはや大橋:夜景5

そして、最高部に達する頃には闇に包まれ、夜景の素晴らしさもピークに達するが、グォーグォーと音がするくらいに風の強さもピークに達して来た。夕闇と孤独という事もあって、この場所で橋から身を乗り出して写真をとるのは恐怖だ。流石にビビった。

なみはや大橋:夜景6

写真中央あたりに通天閣がなんとなく確認出来る。まっすぐ歩くのもままならない程の強風で、この写真以降はまったく写真を撮れるような状況じゃなかった。やっとの思いでIkea側に戻ってくる頃に、自転車を押したおばさんとすれ違ったが、あの状況で大丈夫だったのだろうか?

でも、こういう強風の時はお勧めしないが、本当に夜景が綺麗なので、機会があれば散歩がてらに歩いてみて欲しい。ちなみに車は駐停車禁止なので徒歩で。

私のヘタクソなデジカメ写真なんかより、感動大夜景の『なみはや大橋パノラマ夜景』を見れば、行きたくなる人もいるかもしれない。

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