パザ日誌

2014年12月13日(土)

イルミナイト万博Xmas 2014

夕方から万博記念公園へ。

太陽の塔へのプロジェクション・マッピングを行う『イルミナイト万博Xmas』が行われているので、それを見に行ってきた。

『ビームペインティング』と呼ばれるマッピング技術を駆使したイルミナイト。今年は『Miracle! 〜妖精エルソルの時空旅行〜』というタイトルの作品だ。映像を投影する建物の形状の凹凸の歪みを補正して、映像を映し出す『ビームペインティング』により、特に後半の戦闘シーンなんかは建物の凹凸を感じさせない様にはなっていたが、何と言っても見所は、やはり建物そのものの形状を十二分に利用したシーンだ。特に太陽の塔という、それだけでもインパクトの強い作品に映像を投影する訳だから、それを利用してこそインパクトのある作品に仕上がるというものだ。今回一番面白かったのは、太陽の塔にヒビが入ってポロポロと外壁(?)がこぼれおちていくシーン。

更には、後半の戦闘シーンも『太陽の塔』という限られた『スクリーン』を最大に利用して、効果的に映像を映し出す工夫も素晴らしかった。何度見ても飽きない内容だった。

それに加えて、音響が素晴らしかった。勿論、屋外での上映なので聴く場所によれば、すべての場所でベストな音響が得られる訳ではないが、丁度いいポジションで聴くと、音量もサウンドも、勿論楽曲においても素晴らしいものであった。まさにプロフェッショナルな仕事。

これが追加料金なしの公園への入場料金(大人250円・小中学生70円)だけで体験でき、しかも10分おきに上映されるので、何度も見られるというのは、本当に素晴らしいと思った。

太陽の塔

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